【レポート】
米Microsoftは5月17日(現地時間)、「Windows Live Hotmail」の新バージョンを今夏に提供開始することをブログで明らかにした。受信トレイに1クリックフィルター機能を追加、オンラインストレージとの連係で大きな添付ファイルを扱えるようにするなど、今日の電子メールの利用スタイルに合わせた機能強化を施している。「次世代のパーソナルメールのあるべき姿を示すものになる」(グループプロダクトマネージャーのDick Craddock氏)としている。
Craddock氏によると、Hotmailチームが今日のユーザーの電子メール利用方法を調査した結果、3つの特徴が浮き彫りになった。以前は受信トレイ内のメールの大部分がアドレス帳に載っている知り合いからだったが、今日では25%程度にとどまる。残りはソーシャルネットワーク(20%)、パーソナルビジネス(ニュースレター、領収書、荷物の発送通知など)、グレイメール(スパムではない不要メール)など。メールのコンテンツも変化しており、URLリンクのほか、写真やドキュメントの添付が増加している。Hotmailだけで毎月15億枚以上の写真と3億5000万以上のドキュメントが送受信されているそうだ。これはユーザーが頻繁にメール画面を離れて、他のWebサイトやアプリケーションを行き来していることを意味する。またスマートフォンからの電子メール利用が急増しており、カレンダー/アドレス帳/タスクを含めたモバイルソリューションが求められているという。
Hotmail新版には、受信トレイ内のメールの種類を簡単に見分けられる機能が組み込まれる。例えばログイン後のホーム画面では、受信トレイ内の未読メールを「アドレス帳の知り合いからのメール」「ソーシャルアップデート」「予定」などに分類して示す。受信トレイ画面には、メッセージリスト上部に1クリックフィルター・ボタンを配置。「すべて表示」「未読メールを表示」のほか、「アドレス帳から」「ソーシャルアップデート」「グループメンバーから」などにメールを1クリックで絞り込めるようにする。またスレッド表示(Conversation View)が可能になる。
「Sweep」という自動フォルダ分け機能を使って、受信トレイを簡単に整理できるようになる。例えば読まなくなったニュースレターを1つ選び、削除やフォルダへの移動などのアクションを指定すると、そのニュースレターがすべて受信トレイから一掃される。
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