ケータイだけで完結するTwitter

2009年10月15日にオープンしたケータイ版のTwitter。まだβ版という位置づけだが、11月11日には新規アカウントの作成が、1月26日にはメールでの投稿が可能になるなど、サイトの機能は日々進化している。

デジタルガレージ上級執行役員 グループCEO室 マーケティング担当 Twitterカンパニー カンパニーEVP 佐々木智也氏

デジタルガレージ Twitterカンパニー CTO スティーブン・ライフ氏

日本でTwitterの運営を支援するデジタルガレージの上級執行役員、佐々木智也氏は、「アカウント登録が可能になり、ケータイだけですべてが完結するようになった」と話す。登録から利用まで、ケータイだけで行えるようになり、「ケータイオンリーのユーザーも増えている」(同氏)という。また、自分をフォローするためのQRコードを発行する機能を実装した。「飲み会でTwitterの話になったときなどに、気軽にフォローできる」(デジタルガレージ Twitterカンパニー CTO、スティーブン・ライフ氏)と、ケータイならではの利用スタイルを意識しているようだ。

元々、Twitterには「m.twitter.com」でアクセスできるモバイルサイトがあり、こちらが「全世界対応のモバイルサイトという位置づけだった」(同氏)。日本でも、当初はこのサイトを提供していたが、「文字化けなどもあり、日本向けのユーザーインターフェイス、デザインで作らなければいけない」(同氏)と、デジタルガレージ側からTwitter社に提案したのが、ケータイ版立ち上げのきっかけ。PC向けの日本語版を開始したときから「日本ではモバイルをどうにかしないと、絶対に拡大、普及はできない」(同氏)と考えたからだ。

結果としてこの目論見どおり、ケータイオンリーのTwitterのユーザーは拡大中。ユーザー層に変化の兆しが見え、ケータイ版開始とともに、若年層や主婦層が、Twitterに流入していることがうかがえるそうだ。トラフィックの動向にも、変化が出ている。例えば、ケータイ版はアクセスの時間が「夜や週末など、勤務時間以外が集中している」(ライフ氏)ことが特徴。「テレビでTwitterのことが取り上げられると、ケータイからのアクセスが集中する」(同氏)というように、従来のケータイサイトと似た傾向が表れてはじめている。この状況について、佐々木氏は「iPhoneユーザー以外の方にも使ってもらえる土壌ができた」と胸を張る。

ケータイ版Twitterのタイムライン

メール投稿にも対応した

QRコードによるフォローも可能