【レビュー】

細かな改良で使いやすさアップ! OpenOfice.org 3.2.0の新機能

1 最大のポイントはなんといっても起動時間の高速化

    後藤大地  [2010/02/15]

    OpenOffice.org 3.2.0登場 - 累計ダウンロードは3億!

    2月11日(米国時間)、統合オフィスアプリケーションの最新版となる「OpenOffice.org 3.2.0」が公開された。同プロダクトはOSSのもと無償で公開されており、ダウンロードサーバからのダウンロード総数は3億ダウンロードを超えたと報告されている。バイナリパッケージはWindows版、Linux版(32ビット/64ビット)、Mac OS X版(Intel/PPC)、Solaris (x86/SPARC)版が提供されている(ダウンロードサイトはこちら)。

    OpenOffice.org 3.2.0における注目点は次のとおり。

    • 起動速度の改善。特にコールドスタートで効果あり
    • ODF1.2/OASIS ODFF/OpenFormula仕様互換性の向上や修繕機能の実現
    • Microsoft Officeなどの商用プロダクトフォーマットとの互換性の向上
    • PostScriptベースOpenTypeフォントのサポート
    • Calcにおける各種新機能追加と機能改善

    OpenOffice.org 3.2.0は改善やバグ修正を目的とした色が強く、目立った新機能や変更点はない。しかし、細かい点が改善されており扱いやすさが向上している。ここではOpenOffice.org 3.2.0で改善された機能のいくつかを紹介する。

    OpenOffice.org 3.2.0の起動画面

    起動時間の高速化

    OpenOffice.org 3.2.0でもっともうれしい改善が起動時間の高速化だ。3系に入ってからバージョンアップするごとに高速化が実現されている。効果はOSや環境によって変化すると説明されているが、Performance/Report/Performance Report for Startup - OpenOffice.org Wikiに掲載されているデータによれば、とくにコールドスタートで着実な改善が実施されていることを確認できる。

    OpenOffice.org 3.2.0の起動時間比較。左からWriter、Calc、Draw (Performance/Report/Performance Report for Startupのデータをグラフ化)

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