【レポート】

進化し続ける『アイドルマスター』の"P"たち

こんにちは。一日3時間をニコニコ動画に費やすダメ社会人、山田井ユウキです。

今日もさっそく最近流行の動画や埋もれている良動画を独断と偏見で皆さんに紹介していこうと思います。選ぶ基準はただ一つ、僕の趣味です!

「勝手に『ニコニコ動画』案内」のバックナンバーはこちら

さて、今回ご紹介するのは「ボーカロイド」「東方」と並んで「御三家」と呼ばれる人気ジャンル、「アイドルマスター」です。

ご存じない方のために簡単に紹介しておくと、「アイドルマスター」とはナムコ(現バンダイナムコゲームス)が2005年にアーケードゲームとして稼働させた"アイドル育成シミュレーションゲーム"のことであり(後にXbox360やPSP、ニンテンドーDSなどにも移植された)、現在でもその人気はとどまることを知りません。

ニコニコ動画ではゲーム中のダンスシーンなどが切り抜かれて別の背景や音楽と組み合わされ、いわゆる"MAD作品"として扱われることが多かったジャンルですが、最近ではその技術がどんどん向上し、もはやプロの映像クリエイターが制作したとしか思えないようなハイレベルな作品も登場しています。

今回はそんなニコニコ動画におけるアイドルマスター関連の作品、通称「ニコマス」を色々と見ていくことにしましょう。

まずはニコマス最高の再生数を誇るこの動画から。


KOTOKOの歌う「Princess Bride!」とアイドルマスターに登場するアイドルたちのダンスを合わせたMAD作品。まるで最初からこのために作られたとしか思えないような自然な振り付けですが、もちろんこれは動画作者である「しーなP」の手腕の賜物。

……そうそう、ニコニコ動画でよく目にする「○○P」という呼称は、アイドルマスターから生まれた文化であるということも豆知識として覚えておきたいところです。


アイドルマスター関連では、先ほどの作品に続いて第2位の再生数を記録している動画。アイドルマスターに登場する11人のアイドル候補生の一人である「やよい」による「もじぴったん」をご堪能あれ。

ここまでの2曲でアイドルマスターがどんなものかをわかっていただいたところで、少しずつコアな方向へ進んでいきましょう。


アイドルマスターといえばこの動画を外すわけにはいきません。というのも、ニコニコ動画には自分の好きな作品にポイントを支払って"宣伝"することができる「ニコニ広告」というシステムがあるのですが、2010年2月現在でなんと100万ポイント以上を集め圧倒的1位となっているのがこの動画なのです。ちなみにこのポイントは1ポイント1円換算なので、実に100万円以上のユーザーの愛が詰まっていることになります。


おそるべき映像編集技術の持ち主、わかむらPによる15分にも及ぶ力作がこちら。動画もすごいのですが、楽曲のアレンジやつなぎも非常によく出来ていて感動すら覚えます。普通にBGMとして流しっぱなしにしても作業がはかどりそうな感じ。


ご存じモモーイこと桃井はるこの「ワンダーモモーイ」をバックに、「双海亜美」をフィーチャーしたPV風の動画。元気いっぱいの楽曲とキャラクターがとても合っていて何度も見たくなる動画です。


もうひとつ正統派なMAD作品をご紹介。surfaceの名曲「ゴーイングmy上へ」の歌詞に合わせて綴られるストーリー性のある動画。落ち込んだときに見返したいですね。


ミュージカル風に作られた12分にも及ぶ超大作。飽きのこない展開と、もはやどうやって制作されたのかすらわからない編集技術にはただただ脱帽! スピード感があるので長いようでも最後まで一気に見てしまいます。


コンサートシーンだけでなく、ゲーム中の他の場面もうまく取り入れて物語風に仕上げた異色のMAD。映像はもちろん、よく練られたストーリーに思わず涙すること間違いなし。初回はコメント非表示推奨です。

――ということで、ここからはネタ系動画でクールダウン。


アイドルマスターのキャラクターを「ルパン三世」のオープニングシーンに無理やり合成したごり押し動画。とはいえ妙に合っているところもあって、発想の凄さが際立っている作品です。

そして、アイドルマスターへの愛が高じてこんな歌を披露した方も……。


氣志團の「One Night Carnival」を替え歌にして高らかにアイドルマスターへの愛を歌い上げた一発ネタ。歌のインパクトについ聞き惚れてしまいますが、実は動画自体のクオリティもかなりのもの。


今回ご紹介してきた動画の中で僕が最高にツボに入った超お勧め作品。ここまでアイドルマスターを見てきた方ならきっと楽しめるはず! もしアイドルマスターに興味が持てないという人でもこれだけは見てほしいです。

……と、このあたりで今回はお開き。まだまだ進化を続けるニコマス、きっと次に紹介するときにはさらにすごい動画が誕生していることでしょう。

その日を楽しみに、最後はこの動画でお別れしたいと思います。


なぜ作った!

勝手エヴァンジェリスト・山田井ユウキ

1980年生まれ。レビューサイト「カフェオレ・ライター」で、映画、漫画、ゲームなどを独自視点からレビューする他、「builder by ZDNet Japan」「ハリウッドチャンネル」など各種媒体で記事を連載中。どんなに忙しくても一日数時間ニコニコ動画に費やすという、社会人としてあるまじき生活を謳歌中。好きな動画ジャンルはゲーム実況、ボカロ、他エンタメ系全般。

(タイトルイラスト:3P3P) ※本コラムで紹介している動画は、作者やサイトなどの都合により削除されることもあります。あらかじめご了承ください。

関連キーワード

人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事