メモは、ビジネスで結果を出したり、プライベートを充実させたりするのに不可欠なもの。実際、各界で活躍する人の多くは自分にあったメモ術を身につけている。彼らはどんなメモのとり方をして、どう生かしているのか。

今回ご登場いただくのは、『図で考えるとすべてまとまる』(クロスメディア・パブリッシング)著者で戦略プロデューサーの村井瑞枝さん。料理とアート、そしてコンサルタントという三つのキャリアを生かして活躍する村井さんに、自身も試行錯誤して身につけたという図解メモ術を全4回でお聞きする。今回は「図解メモを書くメリット」について教えてもらった。

PROFILE: 村井瑞枝(むらい・みずえ)
戦略プロデューサー。 高校卒業後に辻調理師専門学校にて調理師免許を取得し、米国ブラウン大学に入学、アートを専攻する。在学中にはイタリアボローニャ大学とRhode Island School of Design(RISD)に姉妹校留学。卒業後はJPモルガンに入社。のちにボストンコンサルティンググループにアソシエイトとして入社し、1年9カ月でコンサルタントに昇進する。約10,000枚以上のプレゼン資料を作成するなかで、コンサルタントに必須の図解化テクニックを習得した。現在はミシュラン3ツ星レストランを運営するレストラングループで、戦略プロデューサーを務めている。 ブログ「図で考えるとすべてまとまる」はこちら