【レポート】

"水筒男子"はもう古い!? これからはエコ&節約的な"水道男子"

    四十物恵妙  [2010/01/29]

    長引く不況のなか、お茶などを水筒に入れて持っていく「水筒男子」が話題になったが、ここにきてペットボトル飲料を買わずに水道水を飲む「水道男子」が出現しているという。背景にはエコブームと節約志向があるようだが……。

    「ペットボトルから水道水へ」は世界的な流れ

    「BWT 水道水研究委員会」が昨年10月、東名阪エリアに住む20~30代の独身サラリーマンにアンケートを行ったところ、職場で「会社の水道水」を飲んでいると答えたのはほぼ10人に1人の8%。「自宅から(飲み物を)持参」も26.5%いた。一方、自宅でよく飲んでいるものを聞いたところ、「水道水をそのまま飲んでいる」と答えた人は30%で、「市販の水を買って飲んでいる」の27.5%を上回っている。かつては「まずい」「くさい」などとイメージの悪かった水道水への抵抗は少なくなってきているようだ。

    ではペットボトルの飲み物ではなく水道水を選ぶ理由は何だろう。同調査でも約80%が「(最近)節約を心がけるようになった」と答えているように、長引く不況で節約志向が強まっていることも要因だ。しかしエコブームの影響も大きい。実はペットボトルから水道水へという流れは世界的なもの。欧米では地球環境に関心の高い有名人やセレブがペットボトルで水を出すレストランに行かないなど、「水道水を飲もう」というムーブメントも広がっている。

    米国内ではサンフランシスコ市などが、行政機関でペットボトルの水の購入を禁止。日本でも名古屋市では2008年5月に、原則として市庁舎内で水道水を飲むことを決めた。同市上下水道局では、ペットボトルの水の価格は水道水の約1,000倍、CO2排出量は約1,600倍に上ると試算している。前出の「BWT水道水研究委員会」の調査で「地球の温暖化、CO2の削減のために自分もできることは取り組みたい」と答えた男性サラリーマンは約75%。今後も「水道男子」は増えていきそうだ。

    「ポット型浄水器」の人気も上昇中

    エコだし、お金もかからないのは分かるが、水道水をそのまま飲むのは抵抗があるという人も多いはず。そこで脚光を浴びているのが卓上型のポット型浄水器だ。前述の調査ではすでに5%のサラリーマンが生活に取り入れているという。とはいえ、ペットボトルと比べ、どれくらい節約できるのかが気になるところ。ポット型浄水器「BWT パーフェクトウォーター スリム2.7L」(本体価格4,500円前後、4本入りカートリッジ4000円前後※1月現在)で、カートリッジ1本の使用期間を約2カ月半とし、1日1リットル飲むとすると、1日あたりのコストはわずか約4円、1カ月約120円ですみ、500ml入りのペットボトル1本分より安くなるという。

    デスクにも似合うポット型浄水器

    「ポット型浄水器を使うことで、毎日2回コンビニで飲み物を買っていたお金が浮いています。その節約額は、想像以上に大きい」と話すのはポット型浄水器を使用するメーカー勤務の男性(26歳)。IT企業勤務の男性(32歳)は「会社にあったウォーターサーバーがコストカットで撤廃されたことがきっかけでポット型浄水器に。机に置いても場所をとらないし格好いい! 常にペットボトルが机にたまっている状態がなくなりました」とのこと。エコへの意識も高まったという。

    「弁当男子」のように早起きの必要がなく、「水筒男子」のように荷物が増えない「水道男子」で、"エコ派"を狙ってみてはどうだろうか?

    BWT本体とカートリッジ

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