ここで紹介する更新点は次のとおり。

  • 「持続」ボタンの追加
  • XHR Breakpoints
  • カラムのカスタマイズが可能に

ここにも「持続」ボタンが

接続パネルにもコンソールパネル同様「持続」ボタンが実装された。

接続パネルの「持続」ボタン|

コンソールパネルの機能同様「持続」を有効にしておくと、ページ間を移動した際やリロードした場合でも、ログを消去せずに持ちこすことが可能になる。

接続パネルで「持続」を有効にした場合の操作例。ページ間を移動した場合、接続ログはページごとにグルーピングされる

接続パネルで「持続」を有効にした場合、ログはページごとにグルーピングされる。リクエスト数が多い場合、展開に時間がかかるようだ。その場合は「HTML」や「CSS」など、参照したい情報のみを指定しながら操作したほうがよいだろう。

XHR Breakpoints

接続パネルに表示されるリクエスト情報のうち、XHR(XmlHttpRequest)に関する箇所にブレークポイントを設定できるようになった。JavaScript中にブレークポイントを設定する時と同様、リクエスト行の左部をクリックしてブレークポイントを設定する。

XHRリクエストにはブレークポイントを設定できるように

右クリックしてブレークする条件式を設定することも可能

ブレークポイント設定後はコンソールで作業するなり、リロードするなりで再度XHRリクエストを発生させれば自動的にスクリプトパネルに移動する。

XHR時、接続パネルで設定したブレークポイントで処理が中断する

カラムのカスタマイズが可能に

接続パネルのヘッダ部を右クリックすると、カラムの表示/非表示を切り替えるメニューが表示される。初期表示は「URL」「ステータス」「ドメイン」「サイズ」「タイムライン」の5種類。

接続パネルのヘッダ部で右クリックすると、カラムの表示/非表示を切り替えるメニューが表示される

たとえばURLとタイムラインだけを見たい場合は、このメニューで「ステータス」「ドメイン」「サイズ」のチェックを外せばOKだ。

カラムのカスタマイズ例。URLとライムラインだけを表示している

このほか接続パネルには「Break on Next XHR」や「XML Response Explorer」など、さまざまな機能強化がはかられている。興味がある方はこれらもぜひチェックしてみてほしい。