【インタビュー】

史上最強の"野中藍"降臨! 初のベストアルバム「アイレンジャー」、1月27日リリース

1 ベストアルバム「アイレンジャー」リリース

    糸井一臣  [2010/01/16]

    2009年は、「さよなら絶望先生」シリーズの風浦可符香役や「アスラクライン」シリーズの嵩月奏役を演じるなど、声優としてはもちろん、7thシングル「だってあなたはあなただから」や4thアルバム「サプリメント」のリリースなど、アーティストとしても大活躍した野中藍。さらなる飛躍が期待される彼女だが、2010年の口火を切るタイトルとして、自身初のベストアルバム「アイレンジャー」が1月27日にリリースされる。

    初のベストアルバム「アイレンジャー」のジャケットイメージ (初回限定盤)

    デビュー曲の「夢のドライブ」はもちろん、野中藍を代表する珠玉の15曲に新曲2曲を加えた全17曲を収録。さらに初回限定盤には、歴代シングル曲および新曲「みんなのうた」を含む、全10曲(「だってあなたはあなただから」は2バージョン)のPVを収録したDVDが同梱されるなど、野中ファンはもちろん、これから彼女のことを知っていくという人にも最適なアルバムとなっている。そこで今回は、ベストアルバム「アイレンジャー」のリリースを前に、野中藍本人が語ってくれたメッセージを紹介していこう。

    野中藍が語るベストアルバム「アイレンジャー」

    ――まず、ベストアルバムがリリースされることが決まったときの感想をお願いします

    野中藍

    「最初にお話をいただいたときは、ちょうど世間が"ベストアルバム"ブームだったので、そこに私も乗れるんだって思いました(笑)。それと同時に、ベストアルバムを出せるほど歌ってきたんだって思うと、今さらながらですが、感慨深いものがありました」

    ――ソロデビュー曲の「夢のドライブ」が2005年の発売ですから、およそ5年の積み重ねといった感じですね

    「積み重ねてきたというか、開き直ってきたというか……。アーティストとして歌いはじめたころは、歌に対してすごくコンプレックスがあったんです。歌を歌うのが本当に苦手なので。作品としてCDを出して、私の歌声を皆さんに聴いていただいていいのだろうか? って思ってました(笑)」

    ――野中藍として、ソロで活動することにためらいがあったということですか?

    「そうですね。誰が聴いてくれるんだろうかみたいな、そんな不安やプレッシャーがありました。でも、応援してくださるファンの皆さんのおかげで徐々に開き直れて、今では楽しめるようになり、そして今回の『アイレンジャー』という感じですね」

    ――今は、ライブやイベントでも楽しんで歌えていますか?

    「もともと"表現"をするのが好きなんです。なので、私の思っていることや伝えたいことを、やっと歌でも表現できるようになってきたのではないかと思っています。自分の想いを、明確なカタチにできるようになってきましたし、それを邪魔するようなコンプレックスのようなものはなくなってきました」

    ――最初は苦手意識のあった歌を楽しめるようになった転機となる曲はありますか?

    「『トキメキの言葉』のカップリング曲で、『幸せの種』という曲がありまして、今回のアルバムにも収録されているのですが、『不器用でも頑張っていこう』『自分のできる限りのことをやろう』というこの曲のメッセージが、私自身の気持ちとすごく合っていたんです。この曲に出会っていなかったら、こんなにも歌を続けてはいられなかったと思います」

    ――そのあたりから、「開き直れた」という感じですか?

    「確実に開き直れたのは、『NO TEAR×NO LIVE 2008』という、ソロでは2回目のライブですね。それまではバラードを人前で歌うのが苦手だったんですよ。実は私、カラオケもいかないぐらい、人前で歌うのが苦手なんですよね」

    ――それはバラードに限らずですか?

    「カラオケ自体が苦手なんです。ちゃんとみんなが私の歌で楽しめているのかな? って思っちゃうんですよね。そして、そんな空気感も苦手なんです(笑)。ですが、そのライブのときに、歌の主人公の気持ちをちゃんと伝えられるように頑張って歌ってみたところ、ライブに来てくださったファンの方から、『よかったよ』ってお声をいただいたんです。それで、『たとえ、音程が若干怪しくても(笑)、メッセージは伝えようと思って頑張ればちゃんと伝わるものなんだ。』って思ったんです」

    ――それが自分の歌に自信を持てるキッカケになったという感じですね

    「そうですね。歌が苦手な私ですけど、そんな私にしか歌えない歌というのもあると思いまして。不器用でも、上手じゃなくても、だからこそ伝えられるメッセージってあるんじゃないかな? って思えたのが、"開き直り"のキッカケになりました」

    (次ページへ続く)


    ■「アイレンジャー」15秒CM

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