小誌でもレポートを掲載しているが、Sun Microsystemsが開催するJava関連のカンファレンス「JavaOne Conference」、Oracleのプライベート・カンファレンス「Oracle OpenWorld 」、Adobe Systemsのプライベート・カンファレンス「Adobe MAX 」など、外資系ITベンダーが主催する大規模なイベントは米国サンフランシスコで開催されることが多い。

また、外資系ITベンダーの本社はシリコンバレー周辺に集中していることもあり、ITエンジニアにとってサンフランシスコは馴染みがある土地ではないだろうか?

ITベンダーを取材する側の編集者たちも一度は出張でサンフランシスコを訪れている人が多い。筆者も編集生活○年の中で何度かサンフランシスコに出張している。その時は当然、会社用におみやげを買って帰るのだが、「毎回、同じモノを買っていくのもなんだな」と思ったり、悩ましい。

以下、筆者が現地で購入したことがあるモノから、お土産としてオススメできる品を紹介しよう。

控えめな甘さが人気のチョコレート「GHIRARDELLI」

最初に紹介するのは、米国土産の定番中の定番であるチョコレートだ。もっとも、米国のスイーツについて「日本人には少し甘すぎる」と思っている人も少なくないだろう。実際、米国で売られているケーキはこれでもかというほど甘いものが多く、甘党の筆者も完食するのに難儀する。

そんな米国のスイーツのイメージをいい意味で裏切ってくれるのが、カルフォルニア生まれの「GHIRARDELLI」のチョコレートである。カカオの成分が強く、甘ったるさがない。また「Milk」、「Dark」といった具合に、好みに応じて甘さを選ぶことができる。

いろいろな商品のうち、会社土産としてうってつけなのが、5、6cm四方のサイズの「SQUARES CHOCOLATE」だ。個別包装されているので配りやすい。パッケージも軽い紙箱から、サンフランシスコ名物のケーブルカーを模した缶まで、バラエティに富んでいる。

個別包装されたチョコレートが紙の袋に入った「SQUARES CHOCOLATE」。数種類のチョコレートがミックスされているパッケージもある

GHIRARDELLIのもう1つの長所が、味が豊富な点である。甘さに加え、チョコレートの中に入っている"具"も選べるのだ。具にはミントクリーム、キャラメル(個人的には一押し)、ラズベリー、ピーナッツバターなどがある。

GHIRARDELLIの店舗はフィッシャーマンズワーフにある工場跡地のほか、サンフランシスコ市内にあるので、購入するのに困ることはないはずだ。ちなみに、フィッシャーマンズワーフの店舗ではチョコレートを用いたデザートを食べることもできる。

サンフランシスコ・ユニオンスクエア近くにあるGHIRARDELLIの店舗

そのほか、GHIRARDELLI製品はサンフランシスコ空港の免税店でも購入可能だが、最も安く入手できるのはドラッグストアだ。ドラッグストアで購入可能な製品は限られるが、正価の半額くらいで買えるものもある。空港の免税店でその価格差に驚かれた人もいるのではないだろうか? GHIRARDELLI製品を購入予定の方には、まずはドラッグストアに行ってみることをお勧めしたい。