【レビュー】
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「GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO」は、撮像素子にAPS-Cフィルムサイズの有効1230万画素CMOSを搭載する。焦点距離は33mmで、35mmフィルム換算値は50mm相当になる。画質は、絞り開放値から画像全体がシャープな像を結び、PCのディスプレイ上で見るとハッとするような解像力の高さを確認できる。ボケ味も美しく、点光源は画像の周辺でもきれいな円形となる。感度はISO200~3200に対応。高感度ノイズは目立たないように低減されている。 ユニット交換こそ最大の見どころだが、あえて単焦点レンズ付きユニットのみを使用し、単焦点レンズを搭載したコンパクトデジカメとして位置づけても、ほかに例がない魅力的なカメラだと思う。50mm相当の焦点距離は、最近の基準ではやや長めだが、古くから一眼レフ機に親しんでいる人には標準レンズとして扱いやすい焦点距離だろう。それに何より、小型軽量ながら、一眼レフ機と同等かそれ以上の画質を得られることに価値がある。
気になるのは、従来のコンパクトデジカメの感覚で考えると、ユニットが割高な印象を受けること。最低限必要なボディと1つのユニットの組み合わせで、標準ズーム付きの一眼レフ機の価格を超えてしまう。また、将来さらに高性能なセンサーが登場した際、レンズだけや撮像素子だけを交換できないことを懸念する人もいるだろう。
もっとも最近は、数年前に比べてコンパクトデジカメの高画素化の傾向は落ち着きつつある。実際の使用シーンを考えても、一般用途であれば1230万画素という画素数に不足を感じることはないはずだ。また冒頭で述べたように、仮に撮像素子が高画素化しても、同じレンズを使って、より高画質になるとは限らない。そのあたりをどう判断するかが本機評価の分かれ目になる。
個人的には、いい意味でも悪い意味でも将来のことをあれこれ考えるよりも、現時点で、これほどの小型ボディで高画質を味わえることに魅力を感じる。わくわくするような興奮を覚えながら以下の写真を撮ることができた。
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