【レポート】

アプリケーションが話すコラボレーションツールを発表-Dreamforce '09

1 FacebookとTwitterを企業に持ち込むためのマジック

    今林敏子  [2009/11/19]

    11月18日(現地時間)、Salesforce.comの年次ユーザー&デベロッパーカンファレンス「Dreamforce '09」の最初の基調講演には、会長兼CEOを務めるMarc Benioff氏が登場した。

    Salesforce.com会長兼CEO Marc Benioff氏

    同氏は、同社にとって4番目となるクラウド・アプリケーション「Salesforce Chatter」を披露した。同アプリケーションは、同社のアプリケーション上でFacebookとTwitterを用いて、リアルタイムでコミュニケーションを図ることを可能にする。

    同氏は、クラウドコンピューティングと同様に、ソーシャルコンピューティングも この10年で進化を遂げたと述べた。「80年代にLotus Notesが現れ、"ワークグループ・コンピューティング"が普及した。Notesという画期的な発明に人々は驚いたものだ。その後90年代にはSharepointなどによってファイル共有が行われるようになり、"インターネット・コンピューティング"が定着した。そして今日、FacebookやTwitterという大きなブレークスルーが起きた」

    同氏もFacebookやTwitterを個人的に使うようになり、それらによるコミュニケーションのメリットに生産性の高さを実感し、「なぜ、企業向けのFacebookやTwitterがないのか?」と考えるようになったという。

    また企業のITシステムでは、「"コンテンツ"と"アプリケーション"と"人"が結び付いておらず、バラバラな状態にある」と同氏。これらを統合するには、「大きく変わらなくてはいけなくて、それには今までにない突破口が必要」(Benioff氏)ということで、その突破口となったのがFacebookであり、Twitterだったというわけだ。

    同社のアプリケーション/サービスにおける「Salesforce Chatter」の位置づけ

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