【インタビュー】

OVA『かのこん~真夏の大謝肉祭~』をさわやかに彩るOPテーマ - 榊原ゆい「木漏れ日のソルディーノ」、11月25日発売

1 OVA『かのこん』OPテーマ「木漏れ日のソルディーノ」

    糸井一臣  [2009/11/18]

    人気TVアニメ『かのこん』がOVA『かのこん~真夏の大謝肉祭~』となって帰ってくる。すでにAT-Xなどで先行放送され、2009年11月25日にはBlu-ray/DVD上巻がリリースされる本作だが、今回はそのオープニングテーマで、同じく11月25日に発売される「木漏れ日のソルディーノ」を歌う榊原ゆいにその魅力などを語ってもらった。

    榊原ゆいが語るOVA『かのこん~真夏の大謝肉祭~』OPテーマ

    ――まずはOVA『かのこん~真夏の大謝肉祭~』が発売されるということを聞いたときの感想をお願いします

    榊原ゆい

    「OVAって、はっちゃける場じゃないですか。『かのこん』の場合、TVシリーズであのレベルですから、そこからどのくらいはっちゃけることができるのかっていう期待と不安で一杯でしたね(笑)。TVシリーズでも衝撃的だったものが、OVAならもっと衝撃的なものになってしまうのかなって思いながらお話を聞きました」

    ――まだご覧にはなっていないのですか?

    「まだ観てないのですが、記事などでは拝見していますよ。『流しそうめん』とかしていますよね(笑)」

    ――さて、今回「かのこん」シリーズでは3枚目のシングルとなるわけですが、オープニングテーマを担当するという話を聞いたときの感想はいかがでしたか?

    「まずはホッとしました。ここまでシリーズでやってきたので、OVAでも声をかけていただき、ホッとしていますし、素直にうれしかったですね。ただ、今回はオープニングというお話をいただいたのですが、私が思っていたよりもメロウで、まったりとした感じの、どちらかというとエンディングのような曲調だったので、レコーディングのときにあらためて、本当にオープニングなのかどうかを確認しました(笑)」

    ――実際にレコーディングに入るにあたり、これまでとはちがった新たな気持ちで挑んだといったところはありましたか?

    「TVシリーズのエンディングテーマだった『恋の炎』と、PS2『かのこん えすいー』のエンディングテーマだった『永遠の恋』は繋がっている感じだったのですが、今回はまた新たな二人の気持ちとして歌わせていただいた感じですね。これまでと同じ二人ではあるのですが、『永遠の恋』で結婚してしまっているので、その続きになると"妊娠"とか"出産"ソングになってしまうじゃないですか(笑)。なので今回は、その二人がアルバムなどを見ながら昔を思い出しているような、また別の時間軸といった感じで歌っています」

    ――かなりさわやかな感じの曲になっていますよね

    「本当にさわやかで、エッチな感じはどこにもないですね(笑)」

    ――最初に歌詞を見たときの印象はいかがでしたか?

    「すごくキュンときましたね。『あの頃さあ、こんなことしたよね』みたいな、もう何回も話しているのに、またあらためて思い返しながら話している二人っていいなって思うんですよ。そんな二人の関係が、やさしい気持ちで描かれている世界観になっていて、メロディラインにしても詞にしても、こういったちょっとゆっくりとした時間の流れ方を身体で感じられる歌というのは、これまでシリーズを重ねてきたからこそできるのではないかと思いますし、そういった意味でも、あらためていい曲だなって感じました」

    ――歌詞の中で自分と重なったり、理解できたりする部分はありますか?

    「うーん、逆にわかりたいですね(笑)。二番のBメロに『まるで乱れすぎる 想い押さえるソルディーノ』という歌詞があるのですが、『乱れすぎる想い』とかって言ってみたいですよね(笑)。人のことを好きになる気持ちってすごいパワーだし、逆に自分が自分でなくなってしまう瞬間であり、また新たな自分が見える瞬間でもあると思うんですよ。やはり人を好きになるということはすごいことなんだなって思いますし、その乱れてしまう自分の気持ち、その想いを押さえるソルディーノというのがまたきれいだなって。このあたりがすごく好きですね」

    ――実際に歌ってみた感想はいかがですか?

    「OVA『かのこん~真夏の大謝肉祭~』はタイトルどおり夏のお話なのですが、曲のほうは、秋に近い夏で、さわやかな暑さといったところを意識して作られているという感じなので、私も"秋らしさ"というニュアンスを入れつつ、さわやかな歌声で歌っています。ただ、メロウに歌いすぎると、まったりしすぎてしまうので、リズムはちゃんとはねる感じで歌いつつ、それでいて跳ねすぎないといったバランスに気をつけています。最初、譜面どおりに歌ったら、やはりまったりとしすぎたんですよ。なので、言葉を軽くトントントンと跳ねさせる感じを意識して歌っています」

    (次ページへ続く)


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