【レビュー】

DS『ラブプラス』 ~モテ期が来ないアナタにお届けしたいバーチャル・モテモテ王国~

1 バーチャルな「モテ期」が到来!

 
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人生にはモテ期というモノがあるらしい。しかし、それがやってこない人たちもいる。たぶん、やってこない人のほうが多いんじゃないだろうか。KONAMIよりリリースされた『ラブプラス』は、"恋愛シミュレーションゲーム"としてジャンル分けされることが多いと思われるが、その実、これまでのものとは結構違う。『ラブプラス』は、この「モテ期」をバーチャルに体験できる、ひと味違った恋愛コミュニケーションゲームなのだ。

アナタに、バーチャルな「モテ期」が到来します!

本誌のゲームレビューは、筆者自らが「やりたいゲーム」をリクエストすることが多いのだが、今回の『ラブプラス』は、編集部から「これやってみてください」と提案されたものだったりする。

KONAMIより9月3日にリリースされたDS『ラブプラス』

筆者は、"恋愛シミュレーションゲーム"というものをほとんどやったことがないので、その旨を告げたのだが、「そのほうが逆にいい」とまで言われたので始めてみることにした。

「やったことがない」とはいえ、恋愛シミュレーションゲームがどんなものか大体のイメージは持っていた。「KONAMIの『ときめきメモリアル』がその開祖であり、このジャンルをメジャー路線に押し上げた立役者として知られる」。……予備知識としてはこの程度のものだ。そして自分としては「恋愛シミュレーションゲームは登場する女性キャラクター(達)に嫌われないようにうまく立ち回るゲーム」という認識があり、そんなマゾ気質な御機嫌取りがエンタテインメントになるはずがない……という考えの持ち主だったので、自ずと『ラブプラス』に対しても斜めに構えて見ていた感はあった、正直。

しかし、実際にプレイしてみると、『ラブプラス』はそういう古いタイプの恋愛シミュレーションゲームではないことに気づかされ、なるほど、その手があったかと感心させられた。

『ラブプラス』。一体コイツのどこがどう新しいのか……。

極まったモテない男(MNO:MOTE NAI OTOKO)達のとる行動パターンは2つ。もう女は自分の人生と関係ないものと決め込むか、あるいは遠い存在として崇めるだけに徹するか。たしかに、昨今のフェミニズムの台頭で、世のMNO達は女達の御機嫌を取る機会が多くなった。だからこそ、古典的な恋愛シミュレーションゲームが、そのバーチャルな世界においても、基本、女性の機嫌を取ることが主目的となっていたとしてもそこを責められない。

しかし、モテ期が到来しないMNO群にとっての"最高"の恋愛エンタテインメントは御機嫌取りではない(はず)。ズバリ「モテること」だろう。そう。この『ラブプラス』は、MNOにモテる体験をさせてくれる恋愛コミュニケーションゲームなのである。

DS『ラブプラス』に登場する3人のヒロイン達。左から「高嶺愛花」「小早川凛子」「姉ヶ崎寧々」
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インデックス

目次
(1) バーチャルな「モテ期」が到来!
(2) 下級生、同級生、先輩。ツンデレ、お嬢様、お姉様。
(3) 押し寄せるモテ体験!?
(4) 告白、そして「恋人パート」へ……
(5) デート、スキンシップ、そしてキス
(6) ニンテンドーDSの中心で愛を叫ぶ

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