【レポート】
LiveCycle ES2ではモバイル端末からのワークスペースへのアクセスにも対応した。Adobe LiveCycle Workspace ES2 Mobileでは、iPhoneやBlackBerry、Windows Mobileなどを搭載した端末からのワークスペースへのアクセス機能が提供されるとのこと。モバイル端末からの操作はPC上から見えるワークスペースと連動しているため、遠隔地で作業している場合にもお互いの状況がリアルタイムに反映されるとのことである。
Adobe LiveCycle Workspace ES2 MobileについてはすでにiPhone/iPod touch用のアプリケーションの提供が開始されている。これはAdobeによって開発された純粋なiPhoneアプリであり、App Storeより無償でダウンロードすることができる。このことはLiveCycleのモバイル対応というだけでなく、iPhoneプラットフォームに対するAdobeの姿勢を伺わせるものとして注目すべき出来事と言えるだろう。
上記以外にも、LiveCycle ES2では非常に多くの新機能、新しいツールが追加されている。たとえば新たにLiveCycleファミリに加わった「Adobe LiveCycle Collaboration Service」は、RIA技術を活用して複数のユーザによるリアルタイムコラボレーション機能を容易に実現できるようにするものである。これはもともとAdobe LiveCycle Collaboration Serviceと呼ばれてスタートしたサービスで、ちょうど1年前のAdobe MAX 2008において「CoCoMo」の開発コードで発表されたものだ。
開発環境の面では、Adobe LiveCycle Workbench ES2の機能強化によって開発者とデザイナがよりスムーズにコラボレーションして開発が進められるようになったとのこと。UIもより直観的な操作で開発が行えるよう進化している。これはキャンバスのレンダリングをFlashベースで行うようにすることで実現したそうだ。その他、Flash Builder 4向けのプラグイン「LiveCycle ES2 plug-in for Adobe Flash Builder 4」が提供されるなど、Flexアプリケーションとのシームレスな連携も可能となっている。
LiveCycle ES2は2009年末までにリリースされる予定とのことである。 また、クラウド向けのサービスは2010年初頭より提供される見込みとなっている。
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