【レポート】
東京をはじめ、世界のアートディレクターやクリエイターを招聘してシンポジウムやコンファレンスを行う、+81Creatives主催のクリエイティブ・イベント「TOKYO GRAPHIC PASSPORT」が10月11日と12日の2日間に渡り東京で開催された。
念すべき第1回となる同イベントは、“Think,Touch,Talk(考え、触れ、話す)”をテーマに、世界に通用する日本人アーティスト6名を招いたシンポジウムと、先鋭的なクリエイティブ・マガジンを手がける世界各国のクリエイター7組によるコンファレンスの2本立てのプログラム。来場者には「GRAPASS」という名のパスポートが発行され、会場に入る際のパスとして使用するという試みもなされた。
初日は会場をベルサール原宿に設け、東京とニューヨーク合わせて8名のキュレーターが選出した総勢32名の日本人クリエイターを紹介したアート・ブック『TOKYO VISUALIST』の中から、6名のアーティストが登場。「Tokyo Visualist Symposium」と銘打ち、“日本のクリエイティビティが世界へと飛躍するために必要な要素とは何か?”が話し合われた。
午前11時よりスタートした第一部には、壮大なスケールで独特な世界観を表現するアーティスト・鴻池朋子氏、映画監督としても活躍中のフォトグラファー・蜷川実花氏、メゾンエルメスでの展覧会が記憶に新しい名和晃平氏の3名が登場。
午後3時30分よりスタートした第二部には、WEBサイト、空間、エディトリアルなどフィールド問わず活躍するデザイナーの川上俊氏、革新的なデザインで近年増々注目を浴びるグラフィックデザイナーの稲葉英樹氏、都市の一部を切り取った有機的で抽象的な作風が魅力のフォトグラファー・小山泰介氏の3名が壇上に上がった。
第一部、第二部ともに作品制作の舞台裏などについて、アーティスト自らの言葉で語られ、参加者は普段聞くことのできない貴重な話に耳を傾けていた。
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