【レポート】

セカイカメラの車窓から ~エアタグ探して山手線一周ぶらり旅~

1 いま日本には、どんなエアタグが浮いているんだろう

    山田井ユウキ  [2009/10/16]

    提供開始から4日間で10万ダウンロードを達成したiPhoneアプリ『セカイカメラ』は、カメラを通して見た世界に"エアタグ"と呼ばれるコンテンツを設置し、同アプリを持つユーザー全員で共有するという何だかちょっとSFチックな香りのする面白ツールだ。

    もっと簡単な言い方をすれば、たとえば僕が新宿駅のホームに「俺、参上!」と書いたエアタグを設置すれば、それは消されない限りはそこに残り続け、他のセカイカメラユーザーにも見えるというわけなのである。

    テキストだけでなく写真を設置することもできる

    で、このエアタグ、簡単に設置できることもあり、すでに日本全国に相当な数が貼り付けられまくっているらしい。

    実際、先日は秋葉原に「姉ヶ崎」(言わずと知れた『ラブプラス』のヒロインの一人※)と書かれたエアタグが急増するという通称「エアタグテロ」が発生するなど、iPhoneユーザー限定ではあるが、セカイカメラは日本中で大きな盛り上がりを見せているようだ。

    ※"言ってくれないと知らない!"という方は、『【コラム】真実一郎のアイドル★ベンチマーク「代替現実アイドル」がアイドルを超える日 - 姉ヶ崎寧々(ラブプラス)』をお読みいただければと思います。

    そこで僕は考えた。

    電車の窓からセカイカメラを通して景色を見たら、どんな風になっているんだろう――と。

    移り変わる景色と共に、空中を漂うエアタグがどんどん入れ替わっていったりしたら、何だかとても楽しそうじゃないか。

    しかし、その一方で、徒歩とは比べものにならない電車の速度に、果たしてiPhoneのGPSがついてこられるのかという不安もある。

    ともあれ、考えていても仕方ないので、実際にやってみることにした。ぶっちゃけ企画として成功するかどうかもまったくわからない。完全な見切り発車である。

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