【レポート】
NVIDIAは、米国カリフォルニア州、サンノゼ市にてGPU技術に特化した開発者会議「GPU TECHNOLOGY CONFERENCE」(GTC)を開催した。
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会場となったFaimont San Joseホテルの入り口には、昨年、NVIDIAが開催したカンファレンス「NVISION」で公開されたGPUを模した空気圧ペイントマシーンの実機が展示されていた |
会場内にはGPUの歴史を解説したパネルも! |
開催初日、NVIDIAのCEO、ジェンスン・ファン(JEN-HSUN HUANG)氏は、開会宣言に相当するオープニング・キーノートスピーチを執り行った。
基調講演会場の各座席には立体視用眼鏡がおいてあり、これを掛けて臨むことになる。NVIDIAによれば、今回のGTCは世界初のフルハイビジョン立体視による基調講演なのだという。
「ようこそGTC2009へ。実際の私よりも立体視眼鏡を掛けて画面の中の方を見てください。その方がより立体的に見えるはずです。」
ステージに登場したファン氏は開口一番にジョークを飛ばす。立体視の前後関係がわかりやすくなるように……と、さらに、シャボン玉が飛ばされる。
「私は、現在までにGPUの進化の歴史は3つのフェーズで行われてきたと考えています。最初、90年代は、フィルレートの競争に明け暮れました。世に認められたRIVA 128、これに続くGeForce 256までの時代です。そして次に、2000年代になりプログラマブルシェーダ・アーキテクチャが登場します。ここで、GPUはプログラマビリティを身につけることになります。これはGeForce 3に始まり、現代のGPUの基礎となるアイディアになっています。このGPUを、汎用のコンピューティング目的に応用するGPGPUという考え方が誕生し、これが我々に2006年のCUDAの誕生を促しました。」(ファン氏)
ファン氏は、現在のGPUが1TERA FLOPSの演算性能があることから1993年当時の最新のスーパーコンピュータに相当するとし、この演算性能は今ならば量販店でUS$199で入手できるGeForce GTX 275で実現できることを指摘、今では平均的なPCゲーマーが、これを使ってごく自然にゲームを楽しんでいると述べた。そして、2009年現在の最新のスーパーコンピューターのIBM「ロードランナー」は1PETA FLOPSの演算能力があるが、おそらく10年後には、この性能が1GPUで実現され、きっとあなたたちのPCに内蔵されているだろう、と予見した。
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