QRコード作成アプリは、このほかにも『メールしてね ケータイとメアド交換』や『QRコンタクト』など、さまざまな種類が用意されている。QRコードを作成するだけなら、「QRコード」の無料版『QRコード [lite] 』も利用できる。

定番の「メールしてね」。QRコードの作成は、連絡先を読み込むのではなく、自分で手入力する。作成したQRコードはカメラロール内に保存することもできる

ピンクの背景がちょっと気恥ずかしい「QRコンタクト」。連絡先から読み込んで作成したQRコードは、次回起動時にはそのまま表示される

メールしてね ケータイとメアド交換
価格 115円 ファイルサイズ 0.3MB
カテゴリ ユーティリティ 販売 SEPV CORPORATION
対応OS iPhone OS 3.0以降 対応デバイス iPhoneおよびiPod touch
QRコンタクト
価格 115円 ファイルサイズ 0.1MB
カテゴリ ユーティリティ 販売 Utagon Inc.
対応OS iPhone OS 2.0以降 対応デバイス iPhoneおよびiPod touch
QRコンタクト[lite]
価格 無料 ファイルサイズ 0.3MB
カテゴリ ユーティリティ 販売 亮 清水
対応OS iPhone OS 3.0以降 対応デバイス iPhoneおよびiPod touch(第2世代)

こうしたアプリを使えば、相手に自分の連絡先を教えることはできる。ただ、その逆に相手の連絡先を受け取ることはできないのが難点。通常の携帯であれば、バーコードリーダーにQRコード作成機能が付いている場合が多いが、カメラにAFがあるiPhone 3GSはともかく、iPhone 3Gになると、携帯で作成されたQRコードが小さいと読み取るのが難しくなる。

相手が自分の連絡先を保存したら、そのメールあてにプロフィールをメールに添付して送信してもらうという手もある。筆者がau携帯で試したところ、受信したアドレスデータの名前などの日本語が文字化けしてしまったが、それ以外は実用的。いずれにしても、普通の携帯相手に、まったく連絡先を交換できないという状況は避けられる。

ちなみに、アプリを使わなくてもQRコードさえ作成できれば、携帯相手に連絡先を送信することができるので、ほかの方法も利用できる。

たとえば『QR Card』は、iPhone用のQRコード作成サービス。自分の名前やメールアドレス、電話番号などを入力するだけでQRコードを作成できる。QRコードを作成したら、あとはそのコードをキャプチャして保存しておけばいい。入力の手間はあるが、最初に作成しておけばあとはカメラロールからすぐに呼び出せる。

QR Cardのトップページ

QR Cardで作成したQRコード。QRコードをタッチすると拡大表示されるので、それを保存しておけばいい

アプリのいいところは、電波が入っていないところでも使えるとか、内容に変更があるときもすぐに手軽に変更できるとか、相手によって通知したい内容を変えるとか、そういう柔軟性があるところ。そのあたりが気にならなければ、こういったWebサービスを利用するのもいいだろう。