【レポート】
よく言われる"英語の4つの技能" - 読む/聞く/話す/書く - の中でも、書くという能力は身につけることがきわめて難しい(日本語でもそうかもしれない)。英文ライティングに苦労している向きのために、「Shine」というサイトに掲載されている「良いライティングのための5つの秘訣(原題: 5 tricks for wicked good writing)」という記事を紹介しよう。
元Wired magazine誌の編集者のConsstance Hale氏が、Eメールやカバーレター、ビジネスの宣伝の文書などで使える、良い文章の書き方の秘訣を明かしたものである。英語でのライティングについて書かれてあるが、日本語でのライティングにも通じるものがあるので、参考にしたい。
読み手がどんな人であろうと、専門用語に走らず、伝わりやすい美しい言葉を使おう。また、すぐに思いつくような陳腐な言葉を使ってはいけない。たとえば"the end user"よりも、"a person at a computer"のほうがいい。比喩を使うのもいいが、オリジナルのものに限る。
文章において名詞は基本である。最もイメージが伝わり、かつ、正確な名詞を選ぼう。たとえば、houseという名詞を使うとき、cottage(小別荘)、shack(丸太小屋)などの選択肢も検討する。だが、抽象名詞をたくさん使うのはやめたほうがいい。たとえば校長先生が保護者に向けて「子どもの文章能力向上」を促したいのであれば、「コミュニケーションおよびファシリテーションスキル開発への介入(communication facilitation skills development intervention)」を勧めるよりも、「お子さんがより良い文章を書けるよう手伝う(to help kids write better)」ようお願いすべきだ。
英語の場合、動詞は静的(be, seem, becomeなど)か動的(whistle, waffle, wonderなど)かのどちらかである。文章を書く際、最初は静的動詞を多用しがちなので、"is"だらけの文章になる。しかし、動的動詞にはアクションとパワーがあるので、推敲のときに静的動詞を見直そう。
良い名詞を使うと形容詞が不要になる。また、良い動詞を使うと副詞なしで文章が書ける。また、あいまいな前置詞句は置き換えられないか検討しよう(たとえば、"in the eye of my mind"を"in my imagination"にする、など)。
ライティングとは会話である。読者とどのような関係になりたいかを考えよう。あなたは権威者と見られたいのか、それとも、賢い友人と見られたいのか。専門家と見られたいなら、命令形で書けばあなたの自信を伝えられる。インフォーマルな二人称として"you"を使うと、友好的な感じになる。"we"を使うとあなたが読者と共に歩もうとしていることが伝わる。
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