【インタビュー】

「カップヌードル」シリーズ、定番商品の具材強化完了! - 世界初のカップ麺は時代に即した変化を遂げる

2 続いて、シーフード、カレーも品質・具材強化

    たきぐちともこ  [2009/09/29]

    ――「カップヌードル シーフードヌードル」は、"新たに"具材をプラスしましたね。

    既存の具材のリニューアルではなく、貝柱を新具材として採用しました。

    ――こちらも木村拓哉さんのCMが印象的でした。

    「カップヌードル シーフードヌードル」の新具材・貝柱

    CMでは、「ちょっと恥ずかしげに、しかもかなり遠慮がちに ここに貝柱がいる、貝柱がいる、確かにここにいる」と木村さんに歌っていただき、さらに「目立つことを嫌い、ただひたすら地味にいい味醸し出す……」と続きます。

    貝柱は白い具材なので、パッと見た感じは麺やスープと同化して目立ちません。でも、貝柱の旨みがスープに溶け出し、食べたときに「あれっ? 今までよりおいしくなってるよね!? 」と感じていただけるかと思います。目立たない存在ながら、いい仕事をしている貝柱をCMでは表現したかったのです。

    ――そして9月14日、「カップヌードル カレー」が進化しましたね。

    「カップヌードル カレー」の「カレー専用コロ・チャー」

    「カップヌードル」シリーズの定番商品は、「カップヌードル」「カップヌードル シーフードヌードル」「カップヌードル カレー」の3製品。これで、定番商品の具材強化が完了しました。「カップヌードル カレー」には、これまでのダイスミンチに代わり、煮込んだカレーに入っているような味付けの角切りチャーシュー「カレー専用コロ・チャー」を使っています。これにより、スープとの絡みも一層よくなりました。

    ――「カップヌードル」は1971年発売のロングセラー商品。それだけに変えるのも大変だったのでは?

    「開発チームも常に麺やスープなどの研究を重ねています」と小野寺さん

    発売以来38年間、男女問わず幅広い年齢層の方に愛されてきました。しかし、何もしなければ時代に取り残されてしまいます。そうならないため、これまでにも具材増量やパッケージ改良を図り、味のバリエーションを増やしてシリーズ商品を拡充させてきました。

    また、開発チームでも常に麺やスープ、具材の研究を重ねています。例えばコロ・チャーにしても、厚みを出して食べ応えをアップさせるのは簡単です。しかし、「熱湯を注いで3分でおいしい状態に戻らなければいけない」という大前提がある。そのため、今回のような厚みのあるコロ・チャーを使った「カップヌードル」が製品化できたのは、技術の進歩によるところが大きいですね。


    世界初のカップ麺として登場した「カップヌードル」は、2011年に40周年を迎える。この大きな節目には、また私たちをアッと驚かせる仕掛けがあるに違いない。それを楽しみにしつつ……、まずは進化した「カップヌードル」3種の味を確かめてみてはいかがだろうか。

    初代「カップヌードル」。2011年には40周年を迎える

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