【ハウツー】
企業内で新しい技術を導入、それを社員の隅々まで広げるには従来はテキストベースの資料での通達、わからない場合には担当者へ連絡し、電話で質問する。若しくは実際に社員のPCまで来てもらう。そんなケースが企業の現場などでは多いのではないだろうか。理解度が進まないと新たな技術の浸透が遅れるのはもちろん、技術を伝達する側と伝達される側でのギクシャクした関係も広がりかねないこともある。会社の利益から考えれば、全社員に技術を導入して生産性を高めて欲しいという場合であっても、そんなつまらない問題で妨げられることもある。
テキストや画像をつかった静的なコンテンツで理解するより、"映像"で把握するほうが圧倒的に理解が早い。まだ日本においてはそれほど映像による、いわゆる"ハウツー"は定着していないので、実際に体験した人も少ないのではないかと思う。Camtasia Studioでは、PC上で行われるすべての現象を"撮影"、理解を深めるための映像へと"編集"することができるのだ。
Excelでの見積もり書の作成やPowerPointでのプレゼン資料の作成方法、FTPやCMSの使い方からサーバの設定、プログラムの記述などなど社内での業務がほぼ全てPCの上で成り立つ昨今、社内での技術や情報の共有化、資料化を考えるとその効果ははかり知れないと筆者は思う。
従来は、映像を作成するにはかなりのコストと設備が必要だった。しかし、Camtasia Studioのようなソフトウェアを使えば簡単かつ低コストで映像を作成することができる。今回は一般ビジネスシーンにおいて、3つのケースを使ってCamtasia Studioを活用した動画制作方法を解説したい。
Camtasia Studio 6は、テックスミスが制作したパソコンの画面を録画・編集できるソフトウェアだ。よく使う機能を中心に録画や編集機能がまとめられており初心者でも簡単に動画ファイルを作成することができる。簡単に操作できる編集機能と様々なメディアに対応した制作機能も特長だ。編集機能は大きく分けて、ズームとパン機能、吹き出し機能、画面切り替え機能、キャプション機能の4つに分かれているが機能が絞られている分、どの機能も簡単な操作で使いこなすことができる。
また、制作機能では、YouTubeやiPod、iPhone、HDなどWebから携帯機器まで様々なシチュエーションに対応したビデオファイルを作成できる。PowerPoint録画機能やアンケート調査を簡単に作成できる機能もあり、社内でのe-ラーニングや、セールス、マーケティングでのデモなどに使用する動画ファイルを作成するのに最適なソフトとなる。
Camtasia Studio 6は、通常版の価格は35,900円(税別)。アカデミック版は22,100円、ライセンス版は34,000円(ともに税別)となっている。対応OSは、Windows XP / Vista。同社Webサイトでは30日間の体験版を使用できる。Camtasia Studioのインストールと基本動作については以下URLを参照していただきたい。
・動画でデスクトップを本格撮影! - Camtasia Studio 6でつくるチュートリアル映像
・テックスミス 30日間の体験版ダウンロード
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