【インタビュー】

あの12時間ライブは「ニコニコ生放送」の集大成 - 番組制作会社CELLに聞く

1 生放送がニコニコ動画の主力コンテンツに

    伊藤篤史  [2009/09/19]

    「ニコニコ動画(ββ)」の中で大きな存在となった「ニコニコ生放送」。イベントごとの大がかりな特別番組から平日の帯番組まで、年間300本に迫る勢いで日々生放送コンテンツが送り出されている。ニコ動ユーザー自らが中継する「ユーザー生放送」も人気を博し、いまやニコニコ動画にとって"生放送"は不可欠なコンテンツにまで成長した。そして2009年7月30日、従来にない規模でライブ番組が編成された。12時間生放送に挑戦した『夏だ! 祭りだ! コメントだ! ニコニコ動画12時間ぶっ通し生放送』は記憶に新しいだろう。数々の企画はもちろん、ダウンタウン・浜田雅功という大物ゲストの出演が話題を呼んだ。そして、豪華キャストを前にした浜ちゃん司会のギリギリトーク番組「自分ギリギリやで!!」も。

    7月30日に放送された『夏だ! 祭りだ! コメントだ! ニコニコ動画12時間ぶっ通し生放送』。豪華キャストの出演には、驚きの声もあり、"ニコ動のテレビ化"を気にする声もあり。この放送の背景について話を伺った

    多くの生放送番組を生み出してきた制作会社CELLの代表取締役会長 横澤大輔氏は、この12時間ライブ番組を「集大成」と語る。番組づくり、キャスティング、集客力など、すべてを出し切ったという。番組プロデューサーである同社代表取締役社長 原知行氏も口を揃える。横澤氏は企画、原氏はキャスティングを手がけた。今回、両者の話を伺う機会を得たので、12時間ライブ番組に挑戦した背景や、テレビ業界側の大物タレントを起用した狙いなどについて聞いてみた。

    聞けば、"ニコ動らしい"とも言える勢いひとつのきっかけに始まり、テレビ業界とネット業界をつなげる環境作りなどの狙いもあったようだ。

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