【インタビュー】

新キャラクターの参戦でさらに深まる謎 - TVアニメ『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』、2009年10月スタート

 

2007年4月より放送されたTVアニメ『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』。BONESと岡村天斎監督によるこのオリジナル作品は、主人公「黒(ヘイ)」を中心に高い人気を集めた。それから2年。満を持しての登場となる新シリーズ『DARKER THAN BLACK -流星の双子(ジェミニ)-』が10月よりMBS・TBSほかで放送開始となる。

TVアニメ『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』は2009年10月より放送開始予定

■TVアニメ『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』 - 序説
突如東京に出現した謎の不可侵領域《地獄門(ヘルズゲート)》。時を同じくして世界中で確認されるようになった《契約者》と呼ばれる特殊能力を持つ者たち。ゲートの秘密と契約者の未来を巡る戦いの果てに起きた未知の災厄《トーキョーエクスプロージョン》は、人類に何をもたらしたのか。そして2年後――。冬のロシアを舞台に、新たな物語が始まろうとしていた――。「DARKER THAN BLACK」待望の新シリーズ、いよいよこの10月から放送!!

メインキャスト陣が語る『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』

(前列左から)花澤香菜、木内秀信、水樹奈々、(後列左から)浅井清己、吉住梢、斎賀みつき、三宅健太

まさに待望の新シリーズ『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』だが、その放送に先駆けて行われた今回の取材には、前作から引き続いての登場となる黒(ヘイ)役の木内秀信、霧原未咲役の水樹奈々、ジュライ役の浅井清己に加え、新キャラクターとして登場する、蘇芳役の花澤香菜、鎮目弦馬役の三宅健太、葉月水無役の斎賀みつき、沢崎耀子役の吉住梢といった計7人が参加。自らが演じる役どころや新シリーズにかける意気込みなどを語ってくれた。


――まずが自分の演じるキャラクターについて教えてください

花澤香菜「蘇芳役の花澤香菜です。蘇芳は天真爛漫な、男の子っぽい女の子です」

木内秀信「黒(ヘイ)役の木内です。一応、主人公です(笑)。前回から引き続いて、とても陰のある暗い人なのですが、前回にも増して、ある事件のおかげでやさぐれた感じになっています」

水樹奈々「霧原未咲役の水樹奈々です。未咲は前シリーズの最後に、黒君がらみの事件に率先して絡んでしまったということで左遷に近い状態にいます。それでも、まだ彼女は"BK-201"を追い続けていて。相変わらず、ルパンと銭形警部のような関係がずっと続いています(笑)」

三宅健太「鎮目弦馬の声をやらせていただいております三宅健太です。今回のシリーズから初参戦でございます。鎮目は"三号機関"のメンバーで、訳あって黒と蘇芳を追っている役です。この三号機関には私のほかにも2名おりますが、みんなちょっとクセのあるメンバーになっております」

斎賀みつき「葉月役の斎賀です。忍者です(笑)。スッパリと言ってしまえば、そういうイメージの三号機関のメンバーで、一応、鎮目の下についているはずなのですが、意外と対等に扱っているようなところがある、ちょっとクールな女性です」

吉住梢「沢崎耀子役の吉住梢です。前のお二方がおっしゃっていた三号機関に属していまして、たぶん私は一番下っ端的な感じです」

浅井清己「ジュライ役の浅井清己です。ドールです。感情はありません。前回も出ていましたが、今回は取材のメンバーに入れるぐらいレベルアップしたことがうれしいです(笑)」

――原作のないオリジナル作品ということで役作りが難しいのでないかと思いますが、そのあたりはどのように取り組んでいますか?

浅井「気をつけないと、気持ちが入って声が出過ぎになってしまうので、常に冷静さを心がけています。あと、子どもなのですが、あまり子どもっぽさを出さないようにしています」

吉住「沢崎は、おっとりとしたかわいらしい見た目はなのですが、機械のことになると我を忘れて、カーっとなってしまうところがあるキャラクターとのことなので、ちょっと賢い感じもありつつ、おっとりとした感じもありつつ……。まだちょっと探り探りのところがあります」

斎賀「最初は、見た感じのイメージでキャラクターを作っていき、監督さんや音響監督さんと相談しながら、そこに肉付けをしていくという感じですね。まだ始まったばかりで、これから彼女がどうなっていくのかわからないというところもありますので、今後もその場その場で肉付けをしていけたらいいなと思っています。今のところは、三号機関に属するやり手のスナイパー的な位置付けだと思って、クールな感じで演じています」

三宅「最初の収録で言われたのが、普段は飄々としていて、誰にでも気安く『お、君かわいいね』とか言ってしまうような軽いトーンの人間でありながら、実はその軽薄さ裏に一物があって、真意は読ませないぞっていう感じの、いわゆるルパン的な感じでやってほしいということだったので、そこを意識しながら演じています。ただ、観ていただくとわかるのですが、実はひとつネジくれたものをもっているキャラクターでもあるので、そのあたりを少し匂わせつつ、取り組ませていただいております」

水樹「前作から約2年の年月が流れ、30歳目前の未咲ですが、BK-201がらみの話になると冷静さを失い、周りの言葉も聞かず、自分の道を突き進んでいってしまうといったところは前作と変わってなくて。型物ですごく不器用な彼女が、私は可愛くて好きです。三号機関のメンバーと絡みだしてからは、今までにはない表情をみせたり。そんな彼女の良さをこれからも出していければいいなと思っています」

木内「役作りに関しては、前作からやってきているので、さほど難しくはなかったのですが、2年間のブランクがあって、そこで何かがあったために、以前の黒とはまるで変わっています。なので、今までどおりでいいのかなって思いながら挑んだのですが、一話の収録のときに、『まだ優しすぎる』、『もっと蘇芳に対して厳しく、世の中に対してもやさぐれている感じをもっと出してくれ』と言われました」

花澤「蘇芳は活発で、ちょっと口が悪くて男の子っぽい女の子なのですが、こんな女の子、自分の中学校にもいたなっていうことを思い出しながら演じています。すごく素直な子なので、感情もけっこう出て、怒鳴ってしまったりすることもあるのですが、家族愛がすごく強く、そういった部分が彼女の強さになっているのではないかと思っています」

――本日は第四話の収録でしたが、アフレコ現場の雰囲気はいかがですか?

三宅「楽しいですよ」
斎賀「聞かれるまでもなくというところなのですが、やはりみんなで一緒になって作り上げていくものは、何でも楽しいと思います」
木内「ただ、作品がこういった雰囲気の作品なので、あまり騒いだりすることはないです。とても興味深いストーリーなので、みんなで一緒に作っていこうという感じはあるのですが、作品の色的なもので、ワーって騒いだりすることはないですね」
斎賀「大爆笑するようなシーンはないですからね(笑)。本当に静かに流れていく中で起こる事件だったりするので、緊迫感もあります」

――前回から引き続き出演なさっている方にお伺いしますが、新シリーズを迎えた感想をお聞かせください

木内「イベントなどで次作をやりたいなというお話をファンの方からもいただいていたのですが、こんなに早く迎えることになって本当にうれしかったですね。なので、応援してくださったファンの方には本当に感謝しています」

水樹「すごくビックリしたのと同時に本当にうれしかったです。また未咲に再会できたこともうれしいし、前回、とっても気になる終わり方をしたので、黒を問い詰めていきたいこともたくさんあるしといった感じですね。懐かしいだけではなく、新しいキャラクターとの出会いもあって、ますますDARKERの世界が膨らんでいくのではないかと思って、今からすごく楽しみにしています」

浅井「前作では3、4回ぐらいしか出ていなかったので、今回こんなに出るようになるとは思っておらず、本当にビックリです。本当にすごいビックリで、それしかない感じですね(笑)」

――新たに加わった三号機関についての意気込みなどを教えてください

三宅「前作ですでにでき上がっている空気感がある中に、今回新しく参加させていただくということで、ちょっとちがったテンションで、妙な存在感を残せればいいかなと思っています。蘇芳や子どもたちが見て、何か妙な大人が来た、みたいな存在感を残せるとよいのですが、まだ始まったばかりなのでそのあたりのプランはまだまだ固まっておりません(笑)。おいおい、キャラクターが語り出してくれるのではないかと思い、今は虎視眈々と存在感が大きくなるのを待っております」

斎賀「実のところ私は前作にもゲストとして出ていたのですが、その時とはまったくちがう、すごく固くて、何か重たいものをもった雰囲気から始まっているので、これは一体どうなるのだろうというのがあったのですが、そんな中で、三号機関の三人組は意外とライトに入ってきているので、もしかすると意外に和ませる部分もあるのかなと思っています。とにかくガチっとなりがちなところに、ちょっとした清涼剤のような感じで入ってくるのかなっていう匂いもあります。なかなか三宅君の役が面白いおじさんで、実際はお兄さんなんですけど、見た目がけっこうおじさんっぽく、未咲さんのほうが年下に見えるぐらいなのですが、そんな彼の飄々としたところや周りとの関係性がすごく面白かったので、そのあたりは掘り下げてみたいところでもあります」
三宅「クセが強いですよね」
斎賀「やはり新たに参入してきただけあって、すごくクセのある人たちになっていて、これからがけっこう楽しみです」

吉住「今までの世界がある中に私たち三号機関が、清涼剤的に、そしてスパイス的に入っていくことで、さらに良くなっていくといいなと思っています」

――最後にファンの方へのメッセージをお願いします

浅井「ジュライがもともと一緒に行動していた人たちがいなくなってしまったので、自分がこれからどういう風になっていくのかという恐怖、そして純粋に作品自体に謎が多いので、そのあたりをみなさんと一緒に楽しんでいきたいです」

吉住「今回新キャラクターとして参加させていただいて、これからどんなお話になるのか私自身もわからないのですが、とても難しいけど、とても面白い感じが今からすごくわかる作品なので、観ている皆さんと一緒に楽しんでいけたらいいなと思います」

斎賀「オリジナルストーリーの作品で、我々も先を知らずに演じているということもありますので、きっと皆さんと同じ気持ちでワクワクしながら作品を作っていけていると思います。これから皆さんと一緒に、この『DARKER THAN BLACK』の世界に入っていけたらいいなと思っておりますので、ぜひ応援してください」

三宅「三号機関しかり、それぞれのキャラクターの個性が強烈に出ているうえに、ある人は何かを捨ててきている、ある人は何かを背負っている、ある人は何かを腹で企んでいる……。そんな人たちが集まっている物語なので、一筋縄ではいかないだろうなって感じつつ、本当にどうなってしまうんだろうということを自分のテンションの中で常に持ちながら、駆け抜けていきたいなと思っておりますので、ぜひ楽しみにしていてください」

水樹「今回は警察サイドにも能力者の方々が加わったりするのですが、やはり生身の人間で、肉弾戦を挑むのは未咲ひとりなんだなって(笑)。BK-201を捕まえたいなと思っています。頑張ります!」

花澤「台本をいただくたびに、『え、こうなるんだ』っていつも楽しみにしているのですが、純粋で元気な蘇芳にいろいろと苦しみが降りかかったりするので、そういうところを蘇芳と一緒に体験していけたらいいなと思っています」

木内「役者個人としても非常に思い入れの強い作品のひとつだったので、新シリーズが迎えられたことにビックリしましたし、こんなに早く黒を演じられるようになったことを、本当にうれしく思っています。これも応援してくださった方々のおかげだと思っています。本当にありがとうございます。新シリーズから観ていただいても非常に楽しめる作品だと思いますが、ぜひDVDで前作を最初からを観ていただいて、それから新シリーズに入っていただくといいのではないかと思います(笑)。DARKERの世界はオリジナルストーリーなので、まったく先がわからないのですが、僕らも皆さんと一緒に楽しんでいただければいいなと思います。応援よろしくお願いします」

――ありがとうございました



TVアニメ『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』放送スケジュール

放送局 放送開始日 放送時間
MBS 2009年10月8日 (木) 深夜1時25分~
TBS 2009年10月9日 (金) 深夜1時55分~ (※初回のみ2時10分~)
CBC 2009年10月21日 (水) 深夜2時00分~
■TVアニメ『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』おもなスタッフ
原作 / BONES、岡村天斎◆監督 / 岡村天斎◆シナリオ / 吉野弘幸、岡田麿里、大西信介、菅正太郎◆キャラクター原案 / 岩原裕二◆キャラクターデザイン・総作画監督 / 小森高博◆美術デザイン / 青井孝、岡田有章◆プロップデザイン / やまだたかひろ◆色彩設計 / 水田信子◆美術監督 / 青井孝◆撮影監督 / 神林剛◆音楽 / 石井妥師◆音響監督 / 若林和弘◆アニメーション制作 / ボンズ

■TVアニメ『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』おもなキャスト
黒 / 木内秀信◆蘇芳・パブリチェンコ / 花澤香菜◆紫苑・パブリチェンコ / 桑島法子◆パブリチェンコ / 堀勝之祐◆オーガスト7 / 松風雅也◆鎮目弦馬 / 三宅健太◆葉月水無 / 斎賀みつき◆霧原未咲 / 水樹奈々◆沢崎耀子 / 吉住梢◆エイプリル / 本田貴子◆ジュライ / 浅井清己
(C)BONES・岡村天斎/DTBG製作委員会・MBS



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