【レポート】
シトリックス・システムズ・ジャパン(以下シトリックス)は8月21日、「クラウド時代のクライアント戦略 -仮想化で何が実現できるのか?-」と題して東京でセミナーを開催。デスクトップ仮想化のメリットをアピールした。
米シトリックスは今年で創立20周年になるが、米シトリックス シニア バイスプレジデント兼チーフ マーケティング オフィサーウェス ワッソン氏は20年前を振り返り、「20年前はメインフレームによる集中化したコンピューティングであったが、Windows、C/S型によるリッチでクライアント主導型の分散スタイルが生まれた。創業者は、当時、今後は弱いネットワーク、アプリケーションのパフォーマンス、セキュリティ問題が今後クローズアップされ、これらがアプリケーションの仮想化によって解決できると考え、シトリックスを創った」と述べ、シトリックスのビジョンはオンデマンドでアプリケーションを提供することにあり、それによってこれらの問題が解決できることを強調した。
そして、フォーチュン500社のうち99%、日本では1万6000社、440万人がシトリックスの製品を使っており、「我々は優位に立場にある」と語った。
そして、米シトリックス、XenDesktop製品グループ プロダクトマーケティング担当バイスプレジデント スミット ダーワン氏は、シトリックスのデスクトップの優位性として「高品位のユーザー体験を提供できること」「ユーザーが必要に応じてアプリケーションを利用できること」「環境が異なるすべてのユーザーの要求に応えることができること」の3つを挙げた。
高品位のユーザー体験については、シトリックスのデリバリーテクノロジ「HDX(High Definition eXperience)」を挙げ、HDXはネットワークを最適化し、10分の1の帯域で配信することができ、大量のデータをやり取りするHDビデオや3D CADアプリでも、スムーズに動作すると、デモも交えて披露した。
「ユーザーが必要に応じてアプリケーションを利用できること」に対しては、アプリケーション仮想化プラットフォームであるXenAppがSSL-VPNによりセキュアに配信、単一のサインオンによる利用、パフォーマンスをモニターできるという3点を優位点として挙げた。
また、ユーザーのセルフサービスを提供する「dazzle」というアプリ紹介。このアプリは、ユーザーが利用可能なアプリケーション群の中から、利用したいアプリをドラッグ&ドロップで移動するだけで、仮想環境の中でインストールすることなく利用できる。このアプリはiTunesのような使い方を目指して作成されたアプリケーションストア機能を提供する。
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「dazzle」。中央の候補の中から、使いたいアプリを左下の「dazzle Folder」にドラッグ&ドロップで移動すると、インストールすることなく利用できる。Apple Storeから使いたいものを購入するというiTunesのような使い方のソフトだという |
また、スムーズローミングでは、仮想環境での利用デバイスが変わっても、作業中の環境をそのまま継続して利用できるという機能もサポートする。
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