2009年10月よりTBSほかにて放送開始となるTVアニメ『にゃんこい!』。今回は第4話のアフレコならぬ"アフネコ"終了後に、メインキャスト陣が語った作品の見どころや意気込みなどを紹介しよう。

TVアニメ『にゃんこい!』は2009年10月より放送開始


メインキャスト陣&監督が語るTVアニメ『にゃんこい!』

今回の"アフネコ"取材には、主人公・高坂潤平役の浅沼晋太郎のほか水野楓役の井口裕香、住吉加奈子役の白石涼子、一ノ瀬凪役の小林ゆう、ニャムサス役の田中敦子、そして監督の川口敬一郎氏が参加。自らが演じるキャラクターや作品の見どころなど、ネコの話題豊富に語ってくれた模様をお届けする。

"アフネコ"なのでみんな耳付き!? (写真左から)小林ゆう、井口裕香、川口敬一郎監督、浅沼晋太郎、白石涼子、田中敦子

――第4話までの"アフネコ"が終わった段階での、キャラクターを演じた感想をお願いします

浅沼晋太郎「必死です。僕が演じる高坂潤平は、酸素ボンベを持ってこないといけないかと思うくらい、表情や動きやがコロコロと変わるキャラクターで、演じていて楽しいことは楽しいのですが……。先ほど原作者さんに『アドリブなどを期待しています』など、言われるとは思っていなかったことを言われたりしながら、本当にいつも気合を入れて収録に臨んでいます(笑)。自分はネコアレルギーではないですし、昔ネコを飼っていたこともあるのですが、どちらかというとイヌ派の人間で、周りの人にもイヌっぽいと言われたりするので、そういうところが潤平っぽさにつながるといいなと思って演じています」

井口裕香「あっという間にもう4回という感じなのですが、(水野)楓はひたすらかわいらしく、かわいいしか能がないって言われたので(笑)、ひたすらそれをこなせるように、私の思う"かわいい"と男性の皆さんの考える"かわいい"を一所懸命すり合わせつつ、かわいらしい楓ちゃんをお届けできるように、日々かわいさを研究しながら頑張っていこうと思っています。私自身もネコを飼っているので、毎回アフネコの現場でネコたちが喋っているのを見ては、キュンキュンしています(笑)。ぜひ楽しみにしていてください」

白石涼子「(住吉)加奈子は登場シーンがけっこう強烈だったので、インパクトのあるキャラクターだなと思っていたのですが、実はすごく女の子らしく、しかもあまり作っているところがない、すごく自然な子だなっていう印象を受けました。なので、特にかわいこぶることもなく、わざと怖くするという意識もなく、演技の上ではわざと怖くしたりもするのですが、できるだけ自然体で、素直に演じていけたらいいなあと思っています。潤平との恋はどうなるのかなあ? というのが毎週楽しみな感じなのですが、ライバル多しといった感じですね(笑)。ボディ的にもすごく魅力があって、人を惹きつけるようなボディをしているので……」
川口敬一郎監督「今日のはデカすぎたので直しますよ」
白石「えー、そうなんですか? サービスシーンじゃないんですか?」
川口監督「ちょっと設定よりデカすぎたので」
白石「皆さんの欲望がむき出しになっちゃった感じですね。もしかしたら、DVD特典として出るかもしれません(笑)。私は個人的にもネコが好きなので、本当にネコってどんなことを思っているんだろう、こんなことを思っているのかな? なんて思いながらアフネコをしています。毎週楽しいです」

小林ゆう「(一ノ瀬)凪さんはですね、潤平さんのすごく良きライバルで、すごく男です(笑)。陸上部の部長さんをさせていただいていまして、身長が180cmもございまして、それでカッコよくて、見た目もクールで、すごく素敵な雰囲気をお持ちなんですけど、性格的にはいろいろな面があって、いろいろな表情をお持ちです(笑)。凪さんには魅力がすごくたくさんあるので、ちゃんとそれを表現できるように一所懸命頑張って、本当に浅沼さんとボンベを共有するような……」
浅沼「共有したらまずいですよ。そこは別にしましょう(笑)」
小林「酸素ボンベが必要にならないように頑張りたいという気持ちで、全力で臨ませていただいております。よろしくお願いします」

田中敦子「私は今回ネコのニャムサス役ということで、動物でこういった大きな役というのは初めてなのですが、すごく気持ちよくやらせていただいています。今もネコを2匹飼っていて、ネコがとても好きなのですが、最初にこのオーディションの話が来たとき、どうしてもネコ役をやりたいと思いまして、『何々だニャー』とかやってみようかなって思ったのですが(笑)、オーディションのときに『ニャムサスは”極道の妻たち”の岩下志麻でお願いします』という指示をいただいたので、チョット気持ちを切り替えて、すごく気持ちよく、楽しくやらせていただいています。タマとの掛け合いも、ネコ同士なのですが、とても楽しいです。実は1月にネコを亡くしたのですが、きっと16歳だったそのネコがこの役を私に持って来てくれたのかなと思って、とても楽しんでやらせていただいています」

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