【ハウツー】

廃棄食材をなくせば年間3万円の節約に! - 使える冷凍保存テクニック

2 "冷凍保存の達人"塩山牧代さんに聞いた使える冷凍保存テクニック

    矢野直美  [2009/08/01]

    冷凍保存のテクニック

    【1.】買ってきたらすぐに冷凍

    買ってきた食材をとりあえず冷蔵庫にしまい、古くなりかけてからあわてて冷凍庫へ……これでは鮮度もおいしさも逃げてしまいます。買い物からかえったら、すぐ使うものだけを残してあとは冷凍してしまいましょう。

    【2.】なるべく小分けにする

    一度に使う分量に小分けしておくと使いやすいし便利です。解凍の際も時間が短くて済みます。

    【3.】食材にあった方法で冷凍

    基本的にはなんでも冷凍保存できますが、そのまま生で、ゆでる、みじんぎり、半調理するなど、その食材にあった方法で冷凍することが重要です。

    例えば……

    ■そのまま冷凍するもの
    1. ひき肉(小分けにする)
    2. ベーコン(丸める)、ハム(1枚ずつ)
    3. ニラ(使いやすい長さに切る)
    4. 万能ねぎ(小口切りにしたあと、ふたをせずに冷凍庫へ。二時間ほど水分をとばしたあと、ふたをしてふるとパラパラの状態に)
    5. エリンギ、しめじ、しいたけなどきのこ類
    6. パセリ(みじん切り)
    7. 三つ葉
    8. ちくわ
    9. ミックスチーズ
    10. ジャム
    11. バター
    12. あさり、しじみなど貝類

    写真上からニラ、万能ねぎ、ミックスチーズ

    ■ゆでてから冷凍するもの
    1. ブロッコリー
    2. ほうれんそう、小松菜などの葉物野菜
    3. とうもろこし(ゆでた後バラす)
    ■下ごしらえしてから冷凍するもの
    1. 塩もみきゅうり(切って塩でもむ)
    2. 油揚げ(油抜きして切る)
    3. とり肉(塩こしょう、カレー粉などで下味をつける)
    ■調理済みのもの
    1. からあげ
    2. グラタン(オーブンで焼く前の状態。シリコンカップに小分けする)
    3. ハンバーグ(焼いてから)
    4. ひじきの煮物
    5. かぼちゃの煮物
    6. 佃煮

    グラタン

    このようにそれぞれにあった冷凍方法があります。使う時のことまで考えておけば、とても便利です。

    【4.】月に一度は冷凍庫内をチェックする

    いくら上手に冷凍できても、忘れてしまっていたら意味がありません。月に一度は冷凍庫内をチェックして、早めに使い切りましょう。ちなみに冷凍した食品の賞味期限は魚で3週間、お肉で一カ月ほどといわれていますが、これらは買ってきたときの鮮度にもよりますので、あくまでも目安です。家庭の冷凍庫は頻繁に開け閉めするものですから、美味しく食べるには1~2週間程度で調理することをお勧めします。

    おいしく食べるテクニック

    せっかく冷凍しても、解凍してみたら味が落ちていた、おいしくなくなってしまったという話をよく聞きます。美味しく食べる達人テクニックも紹介します。

    【1.】早めに食べる

    冷凍テクニックにもでてきましたが、冷凍しても賞味期限や消費期限はあります。古くならないうちに調理して食べるのが基本です。

    【2.】野菜は凍ったまま調理する

    ネギ、ニラ、ほうれん草などの野菜は、凍ったまま調理しましょう。解凍すると余分な水分がでておいしくなくなってしまいます。

    【3.】肉、魚は冷蔵庫へ

    肉や魚は冷蔵庫で解凍します。朝食に使うなら前日の夜、夕飯なら当日の朝移動しておけば、使うころにはちょうどよくなっています。

    【4.】お弁当なら自然解凍で

    グラタン、ひじきなど、お弁当にいれるなら、解凍せずそのままお弁当箱へ。食べることには解凍されているうえ、保冷材の役目もはたしてくれます。

    今の様子からは考えられませんが達人、塩山さんも、以前はよく食材をダメにして捨ててしまったことがあったそう。でも今は捨てることはありません。ムダな食費を減らせて、「弁当男子」にもお役立ちの冷凍保存。今日から始めてみてはいかがでしょう。

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