「Intel X25-M Mainstream SATA SSD」に待望の第2世代製品が登場した。今回の新製品では、50nmから34nmへと製造プロセスがシュリンクされ、性能は従来製品と比べさらに高速であるとされる。Intel純正のSSDと言えば、SSD製品では後発ながら高性能というイメージが定着している。さらに高速化したというのであれば再注目は必至。では、今回は入手した新旧2台のX25-M Mainstream SATA SSDで、性能を比較してみよう。

レイテンシの削減、IOPSの向上が34nmプロセスモデルの特徴

まずは新モデルの外観をチェックしよう。まず、新モデルのモデル名だが、製品に貼付のシールでは「SSDSA2M160G2GC 2.5"」とある。Intel X25-M Mainstream SATA SSDが新旧モデル共通の製品名として用いられているが、新旧モデルを比較する今回は、モデル名から新モデルをG2、旧モデルをG1として扱うこととする。さて、G2モデルとG1モデルの外観上の違いはカバーの色だ。G2では金属色そのままのカバー、G1では黒に塗装されたカバーが用いられている。

34nmプロセスの新製品。モデル名は「SSDSA2M160G2GC 2.5"」。外装が金属色に変更され、合わせてIntelロゴも青に

50nmプロセスの旧製品。モデル名は「SSDSA2MH080G1GC 2.5"」。外装色やラベルのほかは外観上で差異は無い

G2は外装底面も金属色

G1の外装底面はブラック