【レポート】

WIRELESS JAPAN 2009 - エイビット、ペアフォンなどのPHS関連製品を展示

渡邊洋介

昨年に引き続き、ウィルコムの隣にブースを構えるエイビット

22日から24日まで東京ビッグサイトにて開催されている国内最大の無線技術・モバイルのイベント「ワイヤレスジャパン2009」にてPHSなどのモジュールメーカーであるエイビットが出展しているブースのレポートをお伝えする。

エイビットは、毎年ワイヤレスジャパンで新しい端末やプロダクトの展示を行っている。今年は、通話相手をあらかじめ設定して利用するPHS端末”ペアフォン”を前面に押し出した展示となっていた。

ペアフォンは、一般的な成人男性の手にならすっぽりと収まってしまう小型サイズのPHS対応音声端末だ。主に子供向けに開発された製品で、中央の丸ボタンで相手側の端末へ発話し、四角のボタンで終話するシンプルな操作性が特徴。

今回の展示で初お目見えとなった「ペアフォン」

連続通話時間は「エネループ乾電池使用時で約3時間」(説明員)とのことで、実際に使ってみたところ乾電池駆動でも特に問題なく通話ができた。また、電話を着信すると着信音がベル音や音楽でなく「着声」となっていた。これは、プリセットの着声とのことで、「今回のために声優さんに呼び出し音声を当ててもらった」とのことだ。

本体前面

本体裏側。電池カバーを外すと単四電池3本が入っている

また、昨年のワイヤレスジャパンで参考出展されていたW-SIM対応「SOSボタン」も展示されていた。同製品は主に緊急通話用として自治体などに向けた製品で、ボタンを押すだけで登録した特定の連絡先へのハンズフリー通話が行える。現在ウィルコムの販路で、販売を調整中だという。

SOSボタン ボタンを押すだけのお年寄りにも分かりやすい作り

同じく昨年に出展されていた「ストラップフォン」も64QAM(W-OAM TYPE-G)対応へと仕様変更され、こちらも販売へ向けてウィルコムと協議中だという。ストラップフォンは、搭載機能を通話、ライトメール(電話番号にて送信する直送メール)、モデムに絞ることで小型化できたという。64QAMに対応したことで、通信速度だけでなくレスポンスも向上しているという。

今回は実機展示がなかったものの新しい発表のあったストラップフォン

W-OAM TYPE-G対応W-SIM

現行のx4対応W-SIM(下段)と参考出展の4x W-OAM TYPE-G対応のW-SIM(上段)

このほか、”現在開発中”として「INFOMATION WINDOW」というデザインモックが展示されていた。正面はデジタルフォトフレームのような外観だが、裏側に通信モジュールを接続するスロットとおぼしき端子が見える。「画像をダウンロードして表示するだけでなくタッチパネルを使い、端末側からのアプローチができるように考えている」(説明員)とのこと。

「INFOMATION WINDOW」 現在開発中とのことでモックのみの出展

「INFOMATION WINDOW」の正面側

(渡邊洋介/K-MAX)

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