【レビュー】
画質に定評あるXRシリーズのメカニズムを継承しているだけあって、文句の付けようがない画質に仕上がっている。実際XRシリーズと並べてテストしたわけではないが、解像感や色再現性は若干良くなっている印象を受ける。
CX500(520)Vの画質モード(HD画質)は4種類から選択でき、最高画質のFHモード(16Mbps)で約3時間45分(約7時間40分)、最長で約13時間00分(約26時間35分)の撮影が可能となっている。工場出荷時の設定はSPモード(7Mbps)だが、素早くカメラの向きを変えた際に多少の画面破たんが生じる程度で、さほど気にはならなかった。現在はテレビ(モニター)側でも映像の高画質化処理が行われるので、録画時間が短くなる最高画質でなくても十分といえるのではないだろうか。
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【画質】 |
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FHモード(AVCHD 16Mbps) |
HQモード(AVCHD 9Mbps) |
SPモード(AVCHD 7Mbps) |
LPモード(AVCHD 5Mbps) |
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標準設定のSPモードは、細部の動きに細かいノイズが見えるがおおむね良好といえる。LPモードでは、さすがに対岸の草木や水面のディテールが溶けてしまう。いつでも最高画質という人はともかく、普段使いならHQモードからSPモードで使いたい |
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裏面照射技術を採用した「"Exmor R"CMOSセンサー」の搭載で、高感度と高S/N比を実現している。ビデオカメラがHD化され、しばらくHDは暗所に弱いとされていたが、今ではもう十分な暗所性能を持っているといえる。もちろん撮像素子だけではなく、レンズや映像エンジンの進化も影響している。
ゲインアップさせる「LOW LUX」モードのノイズは仕方ないにしても、それでも以前に比べてかなりノイズが少ない仕上がりになっている。また、暗くなるとカメラは明るく撮ろうと自動的に補正してしまうが、それを抑えて夜の雰囲気を再現する「夜景」モード(シーンセレクション)なら黒が浮くことがない。また、「日の出&夕焼け」や「ビーチ」「打ち上げ花火」など、これからのシーズンに最適なモードも用意されているのでどんどん活用していきたい。
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【暗所テスト】 |
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[オート] |
[LOW LUX] |
[夜景] |
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何も設定せず、カメラまかせ(オート)でも十分な明るさで撮影可能だ。より明るくしたければ「LOW LUX」モードにすればよいが、これはノイジーな印象。黒浮きやノイズを抑えた「夜景」モードは、かなり引き締まった画作りになる |
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今回、CX500Vを使ったテスト撮影をした中で、もっとも印象的だったのはやはり「光学式手ブレ補正+BIONZ補正」(アクティブモード)だ。ビデオ撮影の仕事では、ブレをなくすために「ステディカム」とよばれる機材をよく使うのだが、まず準備が大変。さらに重いし、大がかりで運用しにくいため、いつも苦労している。それが、こんな小さなカメラ本体だけで同様の効果が出せてしまうというのは驚きだ。シャッタースピードや絞りなどを自在に調整できるマニュアル機能が備わったら、仕事でも十分使える戦力になり得るだろう。
今回は掲載できなかったが、顔認識の精度やスピードも向上し使い勝手がよくなっている。また、GPS機能を使った管理方法もユニークで面白い。これからの行楽シーズンに向けて、本気でおすすめできるカメラだ。
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