【レポート】
コスト削減と運用管理者の負担減を同時に実現する技術として、ここ数年とみに注目を集めている仮想化。同技術を取り巻く市場は今、急速に伸長しており、ベンダー各社の動向には多くの関心が寄せられている。
本誌は、Linuxカーネル標準搭載の仮想化機能「KVM」の開発元を買収したRed Hatに、同社の仮想化製品戦略や今後の予定について話を聞いたので、その模様をお伝えしよう。
|
|
レッドハット マーケティング本部 部長 プロダクト・マーケティング・マネージャの中井雅也氏 |
普及期に入ったと言われる仮想化技術。しかし、実際にその導入率を数字で確かめると、調査会社ごとにばらつきがあるものの、国内で5~10%、米国でも10~20%程度だという。
レッドハット マーケティング本部 部長 プロダクト・マーケティング・マネージャの中井雅也氏は、こうした状況を踏まえたうえで、レッドハットの仮想化戦略のターゲットが「残りの80%」であると説明する。そして、その80%を対象とするからには、「汎用的で、標準的で、普及しやすく、長く使えるものでなかればならない」と続けた。
そのような戦略の下に提供される、レッドハットの仮想化プロダクトが「KVM(Kernel-based Virtual Machine)」である。同プロダクトは、Linuxカーネルに標準で搭載されている仮想化機能。開発元のQumranetをRed Hatが昨年9月に買収し、同社のポートフォリオの1つに加えられることになった。
中井氏によると、Qumranetは面白い技術/製品を3つほど持っていたという。
1つ目は、上記のKVM。2つ目は「SPICE(Simple Protocol for Independent Computing Environments)」と呼ばれる、仮想デスクトップ環境向けに最適化されたプロトコル。そして、3つ目は両技術を組み合わせて開発された仮想デスクトップ製品「Solid ICE」である。
特にSolid ICEについては「管理機能が優れていた」(中井氏)と言い、Red Hatではその特長を活かした製品の開発にすぐさま着手した。現在、「Red Hat Enterprise Virtualization Manager for Desktop(以下、RHEVMD)」というかたちで仮想デスクトップ環境の管理ツールとして製品化を進めているほか、それをさらに応用し、同様のインタフェースで仮想サーバが管理できる「Red Hat Enterprise Virtualization Manager for Server(以下、RHEVMS)」の開発も始めている。これらに加えて、次期Red Hat Enterprise Linux(RHEL)である「RHEL 5.4」でKVMを統合するほか、KVMをベースにしたハイパーバイザー「Red Hat Enterprise Virtualization Hypervisor(以下、RHEVH)」も開発中だ。
これらは今年9月を目処にリリースされる予定。多くの開発者から支持されるOSベンダーのRed Hatが、ついに仮想化市場の開拓に本腰を入れはじめたかたちだ。
| 理研、脳・脊髄形成に必要な神経板湾曲の仕組みを解明 [20:16 5/25] |
| 京大、「慢性閉塞性肺疾患」患者の労作時呼吸困難は鍼治療が有効と実証 [20:08 5/25] |
| 120Hz SHVカメラ用イメージセンサーを使った撮像装置 - SHVフルスペック化へ [18:10 5/25] |
| 京大、視覚による物体認知は前頭前野からのトップダウン信号が重要と確認 [17:45 5/25] |
| 製品数の拡大だけでなくBCPの展開なども含めた総合力で事業の強化を図るTI [17:25 5/25] |
|
喜多村英梨、待望の1stアルバム「RE;STORY」を7月25日リリース [10:25 5/27] ホビー |
|
心理学のプロのお墨付き。本当に怖いホラー映画とは? [09:30 5/27] ホビー |
|
下田麻美、待望の1stシングルが6月27日発売! ジャケ写を紹介 [09:10 5/27] ホビー |
|
【連載】読む鉄道、観る鉄道 第9回 『サブウェイ・パニック』 - 1970年代のニューヨークと地下鉄の情景を描く [08:00 5/27] ライフ |
|
【連載】発音も聞けちゃう、知って得するidiom情報 第14回 call it a day [08:00 5/27] ライフ |
4つの診断で、自分の適性を見つめなおそう!
働くこと・挑戦し続けることへの思いを綴ったインタビュー
あなたにピッタリのアドバイスを読むことができます。
転職に必要な情報が収集できます
企業からアプローチのメッセージが届きます。