普及期に入ったサーバ仮想化の現状と課題 (1) サーバ仮想化の動向

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【レポート】

普及期に入ったサーバ仮想化の現状と課題

1 サーバ仮想化の動向

日本仮想化技術  [2009/07/13]
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普及期に入ったサーバ仮想化

我々がビジネスの観点からサーバ仮想化に着目を始めたのが2006年なので、すでに3年半が過ぎようとしていますが、2009年は間違いなく普及期に入った年といえます。

近年の仮想化の動き

2006年 技術的興味のみ
2007年 先行導入事例が現れ始める
2008年 評価検討段階
2009年 普及期の始まり

もちろん、もっと早い段階でサーバ仮想化を導入している事例はありましたが、一般的にメディアなどにも取り上げられ、多くのユーザーが本格的に導入検討を始めたのは2008年、そして一定の評価が終わり、実際に導入を始めたのが2009年といえます。

サーバ仮想化に期待することは?

多くのユーザーがサーバ仮想化に期待することは、まず「コスト削減」であることは言うまでもないでしょう。

仮想化することでハードウェアの利用率が高まりハードウェアの台数を削減できるほか、迅速なサーバの配備や省スペース、省電力など、現状のサーバシステムが抱えるさまざまなコスト上の問題点を解決することができます。

ほかには、「既存システムの延命」や「システム停止時間の短縮」、「システムの標準化」など、サーバ仮想化には多くのメリットがあります。

現状、ハードウェアの利用率が低いシステムや、大量のサーバ管理に苦労している人ほど、サーバ仮想化による恩恵を得ることができるのが仮想化の特徴です。

注目はハイパーバイザー型

サーバ仮想化の方法は「ホストOS型」「ハイパーバイザー型」「仮想環境型」などに分類することができますが、現在最も注目されているのがハイパーバイザー型です。

ホストOS型
ホストOS型は、WindowsやLinuxなど通常のOS(ホストOSと呼ぶ)の上で仮想マシンを動作させるため、特別な設定が不要なので手軽に扱うことができますが、性能面では不利になります。

ホストOS型の製品としては、VMware Workstation/Server/Player、MS Virtual PC/Server、VirtualBoxなどがあります。

ホストOS型

ハイパーバイザー型
ハイパーバイザー型は、仮想マシン専用OSともいえるハイパーバイザーの上で仮想マシンを動作させるため、性能面では優れますが、ハイパーバイザーの取り扱いに独自の知識が要求されます。

ハイパーバイザー型の製品としては、VMware ESX Server、Xen、MS Hyper-Vなどがあります。

ハイパーバイザー型

仮想環境型
仮想環境型は、特定のOS上に複数の仮想環境を構築する構造となっているため、同じような環境を複数用意する必要があるホスティングサービスなどには適していますが、OSやミドルウェアがバラバラに混在するユーザーにはあまり向いていません。 仮想環境型の製品としては、Solaris Zone/Container、Virtuozzo、OpenVZなどがあります。

仮想環境型

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目次
(1) サーバ仮想化の動向
(2) サーバ仮想化の課題
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