【レポート】

外国産ビールと日本の地ビールを飲み比べ - アサヒビールのビアレストランがオープン

    小山田貴子  [2009/07/06]

    アサヒビールのグループ会社であるアサヒビールアネックスは6日、東京・墨田区にビアレストラン「レストランハーモニック」をオープンした。同店は2005年5月にフレンチレストランとして開業しており、アルコールもワインが中心だった。そんな中、アサヒビールアネックス代表取締役社長・福岡修司氏は昨今のビール離れを嘆き、「ビール会社らしく」と一念発起。以前は5種類だったビールサーバーを17タップに増やし、今回のリニューアルオープンとなった。

    サーバーがズラリと並ぶカウンター背後の赤いタンクには、アサヒビールのビール「隅田川シリーズ」が仕込まれている

    アサヒビール以外の製品も

    17種の内訳は、アサヒビールの主力商品が15種類、週替りで2種類。この週替りビールは、日本の地ビールを提供するのだという。大手ビール会社が他社の地ビールを導入するのは極めて異例。しかも、同店の隣にはアサヒビール本社がそびえ立っている。

    びっしりと氷に覆われたサーバーからは-2℃のスーパードライが注がれる

    福岡氏はその理由を、「本来なら80以上はあるといわれているビールのスタイルをすべて提供したいところだが、さすがにそれは無理。ということで、せめて20種類くらいはどうにかして用意したいと考えています。それは、会社という垣根を取り払い、ビール業界を皆で一丸となって盛り上げる必要があると感じているかです」と話す。

    ビールのラインナップは皆さんお馴染みの「スーパードライ」(550円・400ml)に加え、まるで極太の氷柱のようなサーバーに繋がれた-2℃で提供される「スーパードライ・エクストラコールド」(550円・375ml)、店内で醸される隅田川シリーズ「隅田川ヴァイツェン」(700円・400ml)、「隅田川アルト」(650円・360ml)などのアサヒビール自社製品、さらにはアサヒビールが輸入するベルギービール、そして地ビールが「ゲストビール」として2種などとなっている。これらすべてが樽で提供されるのだ。ビアレストランやビアホールに行くと、ビール1杯が1,000円程度することも多いが、そう考えるとなんとも良心的な価格設定である。ちなみにオープニング時のゲストビールは、ハーヴェスト・ムーン(千葉・舞浜)のシュバルツとペールエールだ。

    ビールのラインナップ
    スーパードライ / スーパードライ・エクストラコールド / プレミアム生ビール 熟撰 / レーベンブロイ(ドイツ) / ステラアルトワ(ベルギー) / アサヒ黒生 / 琥珀の時間 / バス ペールエール(イギリス) / ヒューガルデン ホワイト(ベルギー) / レフ ブロンド(ベルギー) / レフ ブラウン(ベルギー) / ベルビュー クリーク(ベルギー) / 隅田川ヴァイツェン / 隅田川アルト / 隅田川ポーター / ゲストビール2種

    料理は、常にビールとのペアリングを考えたといい、名づけて「ベルジャンフレンチ」。フードメニューは「チコリと生ハムのグラタン カレー風味」(1,000円)、「和牛ほほ肉のビール煮込み」(S1,200円、R2,200円)などが。メニューブックを見ると、フードメニューにはそれぞれベストマッチなビールが記されている。どんなビールを頼めばよいか悩んだときには非常に役立つ。

    これから到来する夏にピッタリのビール。いつものビール以外に、世界各地のビールと日本の地ビールを呑み比べしてみてはいかがだろう。

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