【レビュー】

人気の秘密はオンラインでの協力プレイと、そこで起きるドラマ - Wii『モンスターハンターG』ネットワークモード体験記(その1)

    りんどー  [2009/07/01]

    カプコンより4月23日に発売された、Wii『モンスターハンターG』。プレイステーション・ポータブル向けの『モンスターハンターポータブル 2nd G』が、国内だけで340万本を超える大ヒットを記録しているだけに、いまさら「モンスターハンター」のゲーム内容を解説するつもりはありません。この記事では、ネットワーク(オンライン)モードの魅力に絞ってレポートしていきたいと思います。ぶっちゃけ、ネットに接続しないで一人で遊ぶのと、オンラインで皆と協力して遊ぶのとでは、かなりゲームの見え方が変わりますから!

    Wii『モンスターハンターG』でオンラインプレイに挑戦!

    オンライン協力プレイ、ハジメマス

    ……というわけで、とりあえずオンライン接続。コンティニュー画面で「街へ行く」を選ぶのが、ネットワークモードへの入り口です。サーバを選び、街を選んで、いざ参加。今回の目的はネットワークモードでほかのプレイヤーと協力プレイをすることなので、人の多いサーバを選んで突入~!

    それぞれの街にはハンターが何人いるか、クエストに何人出発しているかが一目でわかるようになっている。人数に空きのある街を選んで入ろう

    初めての街、初めての人々

    街に到着して、待ち合わせ場所である酒場に入ってみたものの、何かシーンとしている……。画面右下に出ているプレイヤーキャラ名の人数を数えてみると、ざっと5~6人はいるはず。そこで私、勇気を出して話しかけて(書いて)みました。

    「こんにちは」

    すると、今までのダンマリは何だったの? というくらい、

    「こんにちは」
    「ちわ」
    「ども」

    などなど、たくさんのお返事。あっという間に画面左下のチャットウインドウがスクロールしていきます。なんだ、やっぱり皆いるんじゃん。

    街の入り口にて。まずはここであいさつを

    オンラインクエストが初めての場合、酒場のカウンターでハンター登録をする必要がある。これでいよいよオンラインデビューってわけです

    でも、いざクエストを受注しようと思っても、何か気が引けるんですよね。皆でクエストができるんなら、一人だと手間がかかるクエストにしたいという気持ちもありながら、そんなクエストを受注しても、誰もやってくれないんじゃあ? とかとか。でも、だからと言って誰かが受注したクエストに参加しようにも、誰もクエストを受注する雰囲気ではなく……。皆、恥ずかしがり屋なのか?

    まあ、考えていても仕方がないので、とりあえずクエスト「彫刻家への届け物」を受注。するとどうでしょう、私が受注したクエストに対して参加者が3人加わり、あっという間に満員に。挨拶もそこそこ、この4人でクエストに出発~! ぱーふー(※クエスト出発時の効果音です)。

    酒場のカウンターでクエストを受注中。誰か一緒についてきてくれるかなー(どきどき)

    準備ができたら全員集合。さぁクエストに出発だ!

    で、クエスト開始早々、「狩ってくるか~!」とばかりに猛ダッシュを始める私の横で、いきなり肉を焼き始めるAさん(仮称)。「え?」と驚いている私をよそに、もう一人も仲良く肉を焼き始めています。

    「え~っと……」

    若干リアクションに困る私。確かに、スタミナゲージを増やすこんがり肉は、クエスト中に焼くしかありません。でも、さすがにオンラインモードで皆といっしょに遊んでいる最中に、肉を焼くのをつきあわせても……と気後れしていたわけですが、誰かが焼いているんなら私も……と、結局3人が肉焼きパーティー状態に。残りの一人、Bさん(仮称)にも「肉焼きますかー?」と声を掛けてみたものの、肉焼きセットを忘れてきたとのこと。何か、かえって申し訳なかったかも……。

    いつもは12本の角を集めるのが手間だったこのクエストも、4人でやればあっという間です。なにしろ、ほかのプレイヤーが狩ったケルビから剥ぎ取っても素材をゲットできるので、動きの速い小型モンスターを狙いづらいハンマー(私の愛用武器です、えへん!)を一度も使うことなく、さくっとクリアですよ。これぞオンライン協力プレイの醍醐味!?

    すいませんねー、と言いつつ皆が狩ったケルビから素材を剥ぎ取る私。クエストクリアまであともう少し

    ……と思ったのもつかの間、あれ? なにかが後ろにいるぞ!? まさか……

    で、順調に角が集まりつつあった頃。「ぶぁっさ、ぶぁっさ!」と、ここまで聞いたことがないような効果音が聞こえてくるではありませんか。何気なく振り返ると、そこには大型モンスター、イャンクックが! イャンクックといえば、このゲームで最初に出会う大型モンスター。オフラインの村クエストでは何度か討伐したことがある(逆に言えば、何度か力尽きたことも……)モンスターですし、今回のクエストの条件には入っていないので、華麗にスルーするのが優等生の考え方……なんて思っていたら、私以外の3人はさっそくイャンクックに斬りかかっているじゃあありませんか!?

    「ま、まじで?」

    とりあえず私も、1人で逃げ帰るわけにもいかないので狩猟に参加。けれど、なかなか討伐できなくて……。もしかして、オンラインのモンスターって、オフラインよりも手強かったりするんでしょうか……(編集部注:正解です)。とか考えているうちに、「力尽きました」って……(涙)。

    振り返ればヤツがいる。そう、イャンクックの姿が! 剥ぎ取り素材が魅力的なだけに狩りたい存在ではあるのだけれど……

    ぎゃー、このままだと力尽きてしまう~。イャンクックの攻撃をまともにくらって転がり、ぶざまな姿をさらす私

    「も、もうイャンクックなんて無視して、クエストを終わろうよう……」

    そう弱気になりつつあった頃、私の目の前に帰ってきたメンバー3人。どうやら、さっくりイャンクックを討伐してきたご様子。ケルビの角を納品すべく、キャンプへ向かう3人をよそに、私はそそくさとイャンクックの素材を剥ぎ取りに……。

    この感じもオンラインプレイの醍醐味?

    ……と、いうわけで若干のハプニングもありながら無事にクエストの条件を達成し、街へ戻ってきた私たち。

    「おつかれさまでした」

    USBキーボードをつなげている私は、さくっと入力。

    「おつ」
    「おつかれ」
    「ども」

    皆はキーボードを使っているのか、それともソフトウェアキーボードを使っているのかわからないけれど、少々タイムラグがあってからお返事が返ってきた。

    しかしまあ、こんな手間のかかるクエストに付き合ってくれて、しかも文句ひとつ言わないなんて、なんという人間のデキた人たちでしょうか。こういう人々とまた出会えるかわからないので、皆をフレンド登録……なんて思っているうちに、数名がさくっと別の街へと移動。嫌われたわけではないと思うんだけど、まあこういうドライな感じもオンラインゲーム、なのかな?

    クエストが終了すると出発した場所にまた戻ってきます。お疲れさまのあいさつをしたあとは……

    ふー、酒場で一息。クエストあとの1杯はうまいなぁ。さて次はどのクエストにチャレンジしようかな?

    ……っというわけで、とりあえず順調(?)な滑り出しとなった私のオンラインプレイ。今回はちょっとブルって弱気なクエストを受注しましたが、次回以降はもうちょっと歯ごたえのあるクエストに挑戦して、そのレポートをお届けしたいと思います!

    (次回へ続く)

    ゲームタイトル モンスターハンターG
    対応機種 Wii
    ジャンル ハンティングアクション
    発売日 2009年4月23日 (発売中)
    価格 3,990円
    CEROレーティング C (15才以上対象)
    備考 クラシックコントローラ専用
    (C) CAPCOM CO., LTD. 2004, 2009 ALL RIGHTS RESERVED.



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