【インタビュー】

「THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 05」発売記念 - 平田宏美とたかはし智秋が語る「MASTER SPECIAL」の裏側

1 「オリジナル新曲」について(その1)

    糸井一臣  [2009/06/28]

    後半戦に突入したアイドルマスターCDの新シリーズ「MASTER SPECIAL」。発売日変更などのアクシデントもあったが、第5弾となる「THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 05」が7月1日に発売される。

    7月1日にリリースされる「THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 05」のジャケットイメージ。詳細はこちらのページを参照

    その第5弾の登場を前に開催されたのが恒例のマスコミ向け「アルバム試聴会」。「MASTER SPECIAL 05」に登場する、菊地真役の平田宏美と三浦あずさ役のたかはし智秋が、それぞれの歌う楽曲を中心に、レコーディングの様子や現在行われているライブツアーの話などを語ってくれた。息の合った2人だけに、少々脱線を交えながらも、普段はなかなか聞けないメッセージをさまざまに語ってくれたので、その一部を紹介していこう。

    菊地真役の平田宏美(左)と三浦あずさ役のたかはし智秋(右)

    三浦あずさ「Mythmaker」

    たかはし「最初にいただいた印象は、とてもダンサブルでカッコいい曲。アイマスの曲は普通のアイドルソングというよりも、ちょっと斜め上をいっているというか、音楽的に新しいものを取り入れていって、音楽業界でも注目されるような音使いをしていると思うんですね。声優さんが歌うというよりは、アーティストの方が歌うような曲がいつもたくさんあって驚かされるのですが、この曲もご他聞にもれず、そういったダンサブルでちょっと新しい感じの曲だと思います。先日行われた4th ANNIVERSARYのライブで初めてお披露目させていただいたのですが、レコーディングがなんと、土曜日がライブだったのですが、その週の月曜日だったんですよ。しかもこの曲を作ってくださったのが、LindaAI-CUEさんという方で、『エージェント夜を往く』とか『I Want』を作ってくださった方で、とても凝っていてカッコいいんですけども、歌い手としては難関な、とても技量がいる歌詞とメロディを作られる方なんですね。なので、私としては望むところだと、『よし、カッコいいのがきたから、演じきってやろう』という風に思って歌わせていただきました。あずささんもやっぱり765プロのアイドルとして、演者であり、タレントでもあるので、こういう世界観のものを三浦あずさが演じられてもいいと思うんですね。だから、私の中のあずささんがこういうカッコいいものに挑戦しているというような雰囲気で歌っています。でも、ライブではライブの良さというものがあると思うので、私の解釈もちょこっと入れて、ライブ用にエロカッコいいというか、そういったものを意識しながら、初めてのお披露目ということもあったので、まったく別物という感じで歌わせていただきました。『Mythmaker』って"伝説を作る人"とか"伝説の人"といった感じの神々しいタイトルなので、カリスマ性などを意識しながら、ただ立って歩いていくだけでもそういうものを感じさせるように演じてみました」

    ――レコーディング前にアメリカに行かれていましたが、それは英語の歌詞などに役立ちましたか?

    たかはし「たしかに向こうに行くとき、この『Mythmaker』の資料を持っていって、向こうで覚えようと思っていたのですが……。まあ何語であろうと、やはり『Mythmaker』という伝説だったり、オーラだったりをグッと伝えていくということが一番大切なので、英語の発音などいろいろとありますが、英語の部分はすべて上にフリガナを振ってですね……」
    平田「うん、大切、大切」
    たかはし「カタカナだけではなくひらがなも振ってあって……、ひらがなだと余計に読みにくいのですが(笑)、私なりにすごく頑張りましたよ」

    ――アメリカでは伝説を作ってきたんですか?

    たかはし「最近、『サムカワ』なんてものを、アイマス関係の方に広めようとしてるんですね。『こんばんは~、パリス・ヒルトンで~す。あ、ちがうか』みたいな(笑)、そういうことをよく言ったりしているのですが、向こうに行っても同じことをやったんですよ。『I'm Paris Hilton!』って言ったら、やっぱり『し~ん』として……。人類というのは、英語だろうが、日本語だろうが、なんだろうが、その人の持っている空気というものは伝わるものなんですね。一瞬の間ですよね、『Paris Hilton』って言ったら、『……All right』みたいな感じですよ。外国でもそうかと思って、落ち込みを通り越して『ヤッタ!』みたいな(笑)。私は通用すると思いますよ、いろんな意味で(笑)」

    (次ページへ続く)


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