【レポート】

CommunicAsia 2009 - Androidから新型OMNIAまでフルタッチ端末が並ぶSamsungブース

 

CommunicAsia 2009で多数の新製品を展示していたSamsung Electronics。大手メーカーとして初のAndroid端末やバリエーションの増えたOMNIAなど、意欲的な製品がずらりと並べられていた。

新製品を多数展示するSamsungブース

Samsung初のAndroid端末「Galaxy」

Samsung GalaxyはAndroid OSを採用した同社初のスマートフォン。3.2インチ(320×480ピクセル)の有機ELタッチパネルディスプレイを搭載したフルタッチ端末だ。ディスプレイは強化ガラス製で、傷がつきにくいようにアンチスクラッチ処理がされている。本体の厚さは11.9mmで、Android OS端末としては世界最薄だという。

Galaxyの展示コーナー

待ち受け画面構成は他社のAndroid端末と同等

内蔵メモリは8GB、外部メモリはmicroSDHCカード(最大16GB)に対応。外部コネクタはmicro USBとなっている。このほか、背面に5メガピクセルのモバイルカメラを搭載する。

有機ELディスプレイのため表示はくっきりとしている

背面には5メガピクセルカメラ

OMNIAシリーズが4機種登場

ちょうど1年前に開催されたCommunicAsia 2008でSamsungはフルタッチスマートフォン「OMNIA」を発表した。あれから1年経った今年のCommunicAsia 2009では、一気に4機種のOMNIAシリーズを公開。複数のバリエーションが展開されることになった。なおSamsungでは海外向け端末は、Windows Mobile OSを採用したスマートフォンのみOMNIAの名称を使うよう変更されたようである。そのため今年2月のMobile World Congress 2009で発表されたSymbian S60 OS搭載端末「OMNIA HD」は、「i8910」とOMNIAの名前がはずれ、型番だけになっている。

OMNIA IIはマルチメディアスマートフォンのハイエンドという位置づけ

「OMNIA II」はOMNIAの後継モデルとなる。本体デザインは若干丸みを帯びたものになり、本体下部の感圧式カーソルボタンは六角形の十字方向キーとなった。またディスプレイに3.7インチ(480×800ピクセル)有機ELを採用。高解像度・大型化された上にコントラストもよりはっきりしたものになっている。ディスプレイのタッチ感度も向上しているとのこと。通話時間・待ち受け時間も初代OMNIAよりほぼ倍増しており、よりパワフルな端末となった感じだ。

OMNIA Proはビジネス向けのシリーズで、今回は2機種が登場。「OMNIA Pro B7610」はOMNIAシリーズ初の横スライド型で、QWERTYキーボードを搭載する。キーボード収納時はフルタッチ端末、キーボードを出せば本体を横向きにしてスモールPCライクな利用が可能だ。ディスプレイは3.7インチ(480×800ピクセル)の有機EL、カメラは5メガピクセル。

スライドキーボードをそなえたビジネス向けハイエンド、OMNIA Pro B7610

メールなどの利用に特化したOMNIA Pro B7320

「OMNIA Pro B7320」はタッチ操作非対応モデル。他のOMNIAシリーズがWindows Mobile 6.1 Professionalを搭載するのに対し、B7320では同Standardを採用している。ディスプレイも(320×240ピクセル)と解像度が低い。ディスプレイ下部に備えるQWERTYキーボードを使いメールやスケジュール管理などを多用するユーザー向けの端末であり、BlackBerryシリーズの対抗製品と言えそうである。

スリムサイズでスタイリッシュなOMNIA Lite

「OMNIA Lite」はOMNIAの横幅をスリムにし、電池カバーを金属素材にするなど、 女性を狙ったデザインが特徴。ディスプレイは3インチ(240×400ピクセル)と若干コンパクトになっている。価格帯もOMNIA II、OMNIA Proより低くなる予定で「手軽に利用できるフルタッチスマートフォン」という位置づけだ。

手軽にスマートフォン機能を体験できるJet

「Samsung Jet」は今回最も力を入れて展示していた製品である。Samsung独自の携帯電話向けOSを搭載したモデルで、UIはOMNIAシリーズ同様、同社のフルタッチ端末標準のTouchWiz UI 2.0を採用している。

外観はOMNIAシリーズと変わらないが中身は携帯電話のため、スマートフォンのようにOSネイティブなアプリケーションの追加はできない。その代わりMicrosoft Exchangeサーバーと同期可能なPushメールやスケジューラーなどがプリインストールされており、スマートフォンのようにビジネス用途で利用することも可能だ。この機能は非・スマートフォンとしては初だという。

OMNIA IIを小型化した感じのJet。Samsung独自の携帯電話向けOSを採用しているが、スマートフォン同等の機能を搭載している

画面を指先で数秒押し、そのまま指先を上下にスライドさせることで画面サイズを変更できるワンフィンガーズーム機能

また800MHzの高速プロセッサやDVD画質の動画のプレイバック機能、Flash再生や複数ウィンドウ同時閲覧が可能なDolfinブラウザ、指先1本で画面を拡大縮小できるワンフィンガーズームなどマルチメディア端末としても豊富な機能を備えている。

これら各新製品の発売時期は、Jetが6月、Android端末のGalaxyが7月、OMNIA各シリーズは8月の予定となっている。なお全製品がHSDPA/W-CDMA/GSM方式に対応する。

まだまだある、フルタッチ端末

Samsungブースは他にも現行モデルなど多数のフルタッチ端末が展示されていた。展示ブースのどこを見てもフルタッチ端末が並んでいる状況で、これらの機種は写真で簡単に紹介しよう。

12メガピクセル(1,200万画素)&28mmワイドレンズを搭載したカメラフォン、「Pixon12」。基本スペックはOMNIA IIと同等

Samsung Jetの下位に位置するフルタッチ携帯電話「Samsung Star」

フルタッチのエントリー端末「Samsung Preston」は小型ボディー

リサイクル対応素材や太陽電池を備えたエコ携帯「Blue Earth」は稼動可能な実機を展示

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