【レポート】

近未来を感じさせる最先端デジタルサイネージ(3) - インタラクティブなテーブル型投影装置など

    星原康一  [2009/06/12]

    千葉県千葉市の幕張メッセにて6月10日~12日まで開催されている「DSJ (Digital Sinage Japan) 2009」。その展示会場では、最新技術を駆使した、近未来を感じさせるデモがいくつも行われている。本稿では、その中から大日本印刷、オーエス、オックスプランニング、エヌジーシー、しくみデザインなどのブースをピックアップし、紹介していこう。

    手をかざして操作できるテーブル型投影装置

    大日本印刷の展示の1つとして、テーブルに映し出した映像をタッチして(手をかざして)操作できるデモが行われている。

    同システムでは、木目調の印刷を施したアクリル板のテーブルを置き、その下に陰影を感知する機能が付いた専用のプロジェクターを設置。下側から映像を写し出し、プロジェクターが手の影を感知すると、その部分を拡大表示したり、詳細情報を出したりする仕組みだ。

    通常時は複数の絵画画像が横に流れており、タッチすると画像が拡大され、詳細情報が表示される。木目調のアクリル板を設置しているため、プロジェクターは見えない

    話しかける人型スクリーン

    3M製の高発色リアプロジェクションフィルム「Vikuiti」を使ったソリューションが、オーエスおよびオックスプランニングのブースで行われている。

    Vikuitiは、プロジェクターなどにより後方から投影した像を高発色で表示できるフィルム。自然光や強い照明下でも高いコントラストを確保できるという特徴がある。

    カットアウトが簡単で、さまざまなかたちのスクリーンを用意することが可能。展示会場では、円形にカットしたスクリーンに地球の映像を投じたり、人型にカットしたスクリーンにコンパニオンが話す映像を投じたうえ、同時に音声も流し、実物大のパネルが語りかける広告を披露していた。

    Vikuitiを使ったソリューションのデモ。丸いスクリーンを上部に吊るしたり、人型スクリーンでコンパニオンが話しかけたりと、非常に自由度が高い(写真はいずれもオックスプランニングのもの)

    カメラ映像を解析して部分的に装飾! 注目度の高い広告を作る

    しくみデザインが開発するデジタルサイネージソフト「Saika」を応用したソリューションも数多く展示されていた。

    Saikaは、カメラで撮影した映像をリアルタイムに解析し、顔を認識して特殊な効果を施したり、動きに応じて音やアニメーションを付けたり、といったことが自動で行えるソフトウェア。実証実験では、Saikaを使って楽しめる広告を表示することで、注目度が上がるうえ、視聴時間も延び、記憶に残りやすくなる、といった結果が出ているという。

    エヌジーシーの展示デモ。カメラに映った顔を認識して、画面左半分にある顔にはスイカの装飾を、右半分にある顔には目をキラキラさせる装飾を施す (※ スイカ頭の人の目の部分は編集部で加工)

    オーエスの展示デモ。動きのある部分には炎の絵が映しだされる (※ 目の部分は編集部で加工)

    関連記事

    関連サイト

    関連したタグ

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      マイナビニュースマガジン