【レポート】

元気の秘訣は「食」にあり! 見どころ・食べどころ満載の広州へ行こう

1 「食在広州」で名高い地・広州

    香澄ケイト  [2009/06/10]

    中国では昔から「食在広州(食は広州に有り)」といわれている。「空に飛んでいるものなら、飛行機を除く、足がある物なら、机を除く」とたとえられるぐらい、何でも食べ、食にうるさいというのが中国・広州である。そんな言葉の真偽を確かめに、一度広州を訪れてみたいと夢見る人も多いのではないだろか。

    実はその夢、意外に簡単に実現できる。成田から亜熱帯の緑豊かで花々が咲き乱れる温暖な広東省の省都広州まで僅か4時間半足らず(時差は-1時間)。「食」外にあまり知られていない広州は北京、上海に次ぐ中国第三の大都市で、経済成長でも先頭を切っている活気ある街。その一方で、古都の落ち着いた情緒を持ち合わせている。

    広州と広州人の特徴は、食べることをこよなく愛していることに深く関係する。「食」を重視するのは人間としての基本的エネルギーが有り、人生を楽しむ術を知っていると私は思う。その姿勢は広州の経済・文化においてもいかんなく発揮されており、広州の実力や魅力として至るところに存在している。だからこそ、広州の人々がエネルギッシュで幸せそうに見えるのだ。今回は、そんな多彩な広州の見どころ・味どころをご紹介したい。

    【見どころ】歴史と現代がバランスよく交錯する建造物

    広州は2800年あまりの歴史があると言われており、市内には中国史上重要な寺院や革命に関する史跡などが点在するが、中でも以下の観光スポットは外せない。

    【中山紀念堂】

    中国革命の父として知られる孫文の業績を称えて建造された瑠璃の屋根が美しい高さ58メートルの八角形の講堂。中山とは孫文の号。5,000人を収容できる内部は柱が一本も使用されておらず、現在でも映画やコンサートに使用されている。

    日本人にも馴染み深い孫文。設置された資料館でより詳しく知ることができる

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