ということで、まずは性能を確認してみたいと思う。テスト環境は表2の通りとなる。今回はC-Stepping vs D-Steppingということで、965/975の動作周波数を変更し、920(相当)、940相当、950相当、及び965/975としての性能を測定してみた。また920相当についてはC-SteppingとD-Steppingの両方で実施し、性能を確認してみた。

■表2
CPU Core i7-975 Extreme Edition (ES)
Core i7-965 Extreme Edition (ES)
M/B Intel DX58SO
Driver Intel Inf Driver 9.1.0.1007
BIOS SOX5810J.86A.3828.2009.0420.1948
Memory CENTURY HQ Memory 1GB PC3-8500 CL7×3
Video ATI Radeon HD 4870 512MB
Driver AMD Catalyst 9.4
HDD HGST Deskstar HDP725050GLA360 500GB×2 (RAID0, NTFS)
OS Windows Vista Ultimate+SP1 英語版
.NET CLR Version 2.0.50727
Sun Java 1.6.0_13/Java Runtime Engine 11.3-b02

ちなみにテスト項目は以前のPreviewに近い(若干テスト項目を絞った)が、一部のテストのバージョンが異なるとか、Display Driverが大幅にバージョンアップしたなどの要因があるため、全データを新規に取り直した。

なおHyper-Threadingについては、こちらの最後で触れている通り、Desktop用途であれば無効にしたほうが良いと判断しているので、今回も全てのケースでDisableにしている。

ちなみに以降のグラフで、

"920C" - C-Steppingの920相当(2.66GHz動作)
"920D" - D-Steppingの920相当(2.66GHz動作)

となっている。