4月12日、スターチャイルドの、一押しアニメ作品のトークショーや所属アーティストによるライブステージなど、まさに内容盛り沢山のスペシャルイベント「STARCHILD FESTIVAL 2009・spring」が開催された。

会場は「NHKホール」。満員の観衆の中、司会を務めるニッポン放送の吉田尚記アナウンサーと三重野瞳が登場。およそ2年ぶりの開催ということもあって、スタートが待ちきれない場内の熱気に司会陣も押され気味の中、第一部の作品コーナーが開始した。

■「みなみけ おかえり」
最初のコーナーは、2009年1月から3月に放送された人気の「みなみけ」第3期となる『みなみけ おかえり』。キャスト陣からは南春香役の佐藤利奈、南夏奈役の井上麻里奈、南千秋役の茅原実里が登場した。まずは佐藤が「終わった気がしない」と語ると、「『みなみけ』には、本当に変わらない日常が流れているので、このままずっと続いていくのではないかという気がする」(井上)、「絶対に4期もあるだろうと思うので、寂しくありません」(茅原)と、三者三様ながらも、今後の展開に関してポジティブな感想を述べた。

(写真左から)佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里

『みなみけ』の名シーンを振り返るコーナーでは、佐藤は最終回で三姉妹が最後に出演する場面をマイベストシーンとしてチョイス。「いってきます」というセリフはキャスト陣のアドリブとのことで、「4期へ向けてのメッセージです(笑)」(佐藤)。続く井上は、保坂と春香が夫婦で、夏奈と千秋が子どもになって鍋を食べているシーン。「これ全部妄想ですから気持ち悪いですね(笑)」(井上)。茅原が「カレーの歌」を歌うシーンを選び、ふたたび保坂が登場すると、司会陣から「自分のキャラのマイベストシーンを選ぶコーナーです」とのツッコミが入る……。「保坂先輩はあまり出てこないんですが、出てくるとインパクトが大ですよね」(茅原)。「カレーの歌」についての裏話が披露されると、井上からは「絶対にシングルカットするべきですね」とのコメントも。

続くコーナーは"ほかのキャラ"の名シーン。となると保坂の独壇場と思いきや、佐藤が選んだのは「南ナツキ」が南家に訪れたシーン。選んだ理由は、「オンエアで観れなかったので、観てみたかったんです」(佐藤)。ちなみにこのシーンについて茅原は、「台本を読んでも意味が分からなかったです」。続く井上は、最終回の一番最後で保坂が目覚めるシーン。井上が「みんな、観たいかなって思って(笑)」と語るとおり、まさに会場の期待に応えた形だ。一方茅原は、劇中劇「先生と二宮くん」をチョイス。戦前の予想に反して、保坂一色とはならなかったあたり、『みなみけ』の奥深さが感じられるではないだろうか。

第3期シリーズは終了したものの、今後OADのリリースも決定している『みなみけ』。ファンはもちろん、キャスト陣も待望の第4期ははたして?

■『とらドラ!』
『みなみけ おかえり』に続いては、こちらも3月で放送終了となった『とらドラ!』。ステージには、逢坂大河役の釘宮理恵、櫛枝実乃梨役の堀江由衣、川嶋亜美役の喜多村英梨の3人が登場した。番組の感想について釘宮が「最終回は、台本を取り落とすぐらい恥ずかしかったです」と語ると、堀江は「友だちのいけないところを見ちゃったみたいで、私も恥ずかしかったです(笑)」。

『とらドラ!』のコーナーでは、「爆弾」と「現金」をキーワードにしたゲームが行われた。このゲームは、3人で山手線ゲームをしながら爆弾を回していくというもので、爆弾が爆発した際に、爆弾を持っていなければ、現金「5,963円」をゲットできる。現金と聞いて「私は絶対に負けません」と意気込む堀江は、司会陣から「事務所を通しません」というコメントに、さらなるやる気を燃やす。ステージ上を走り回り、堀江の野望(?)にストップをかける喜多村、そして靴を脱いで応戦する堀江の奮闘に会場は大いに盛り上がったが、結局、ゲームは3回行われ、釘宮3勝、堀江2勝、喜多村1勝という結果に。静かに闘志を燃やしつつも、たんたんとゲームをこなした釘宮が、ある意味、漁夫の利を得た形となった。1勝に終わってしまった喜多村曰く「接待プレイです」。

■『屍姫 玄』
続く作品も3月に放送終了となった『屍姫 玄』。まずは『屍姫 赫』から続くストーリーをダイジェストにまとめた映像が上映された。ダイジェストとはいえ、ストーリー全体を網羅する内容だけに、およそ10分という大ボリューム。ステージの大スクリーンに映し出された大迫力の映像に観客も大満足の様子だった。

ダイジェスト版の上映に続いては、星村眞姫那役の秋山奈々と花神旺里役の羽染達也がステージに登場した。2人とも今回の「屍姫」が声優初挑戦だったが、羽染は「無事に最終回を迎えられてほっとしています。毎週スタジオに通うのが習慣になっていたので、今はちょっと寂しいです」、秋山は「最初は緊張で、お芝居をするのが怖くなったのですが、キャストやスタッフの方のおかげで、今では収録にいけなくなったのが寂しいです。この作品に出会えてうれしかったです」とそれぞれコメント。「屍姫」は2人にとって大きな経験となったようだ。

今後の展開として、『屍姫 玄』のDVD第4巻に、秋山奈々主演、ガイナックス制作による、実写版「屍姫」の映像が収録されるほか、登場キャラクターがSDキャラになったショートアニメ「屍姫 ぷちっと」の制作も進められているとのこと。放送は終了したが、「屍姫」からはまだまだ目が離せそうにない。

スクリーンに映っているのが、実写版「屍姫」の撮影風景

■『スレイヤーズEVOLUTION-R』
地上波からAT-Xに引っ越した『スレイヤーズEVOKUTION-R』からは、ビデオメッセージが到着。リナ=インバースの声と主題歌を担当した林原めぐみがスクリーンに登場すると会場からは大歓声が上がる。今回のビデオでは、本作最終話のダイジェストバージョンが上映されたが、AT-Xのみの放送だったこともあって初見のファンも多かったようだ。

なお、ファン待望のDVDシリーズのリリースもすでに開始しているが、DVD全巻特典として、林原めぐみが歌う本作の主題歌などが収録されたオリジナルCDが用意されるので、こちらもしっかりとチェックしておこう。

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