【インタビュー】

富田麻帆「ちょっと大人になった私をお見せしたいです」 - メジャー第一弾シングル「Crimson Star」、5月27日リリース

1 「Crimson Star」は「せつなさ」がポイント

    糸井一臣  [2009/05/26]

    これまでにさまざまなアニメやゲームの主題歌を担当してきた富田麻帆が、およそ2年の沈黙を破り、ニューシングル「Crimson Star」を5月27日にリリースする。

    富田麻帆

    5歳の頃、ミュージカル「Annie」でデビューし、10歳で主役に抜擢されたのをきっかけに、舞台、グラビアなどで活躍。2005年にはTVアニメ『かみちゅ!』のOPテーマで歌手デビューし、以降、ブロッコリーの人気コンテンツ「ギャラクシーエンジェル」の主題歌やTVアニメ『護くんに女神の祝福を!』のOPテーマを担当するなど、富田のこれまでの活躍については、いまさら語るまでもないかもしれない。そんな富田のおよそ2年振りとなるCDは、待望のメジャー第一弾シングルとして登場する。

    今回リリースされるニューシングルには、初の声優に挑戦したPSP『グローランサー』(5月14日発売)の2nd OPテーマ「Crimson Star」やEDテーマ「リンクシンク」のほか、名曲「Wing of Destiny」のアレンジバージョンが収録される。そこで今回は、ニューシングルの話題を中心に、富田自らが語ったメッセージを紹介していこう。


    富田麻帆が語るニューシングル「Crimson Star」

    ――ニューシングル「Crimson Star」がついに発売になります

    「やっと来たかという感じですね。実際に曲を録ってから、発売するよって報告ができるまでにしばらく時間があったので、本当にやっと来たんだって気持ちが強いです。ただ、実感というと、わいているようでわいていない感じなのですが、先ほど自分のPVや曲が流れていたり、CDのサンプルを置いてあったりするのを見て、ちょっとうれしくなってきました(笑)」

    ――実際にレコーディングを行ったのはいつごろですか?

    「レコーディングは昨年の秋くらいですね。3曲目の『Wing of Destiny』だけは今年に入ってから録っています。『Crimson Star』や『リンクシンク』は半年くらい前になりますので、今でも練習は続けていますが、ちょっと懐かしいくらいの感じです(笑)。」

    ――今回のCDは、富田さんにとっておよそ2年ぶりのリリースになります

    「そうなんですよ。久々のCDということで、2年前とは全然ちがう声になっていますし、年齢も重ねているので、ちょっと大人になった富田麻帆をお見せできると思います」

    ――成人してから初めてのCDですよね

    「簡単にいうとそうですね。なので、これまでとは一味も二味もちがいます(笑)。この2年の間に、いろいろな声を新たに発見することができたのですが、それがこの3曲の中で表現できていると思いますので、そのあたりもしっかりと聴いていただきたいですね」

    ――今回はメジャー第一弾シングルということになりますが、心境の変化のようなものはありますか?

    「メジャー第一弾ということよりも、とにかく2年ぶりということで、『心機一転』という気持ちが強いです。レコーディングも気持ちを新たにして臨みましたので、成長した富田麻帆の姿を感じてもらえるCDに仕上がっていると思います。ここからまた再スタートという気持ちでいっぱいですね」

    ――さて、表題曲の「Crimson Star」はどういった曲になっていますか?

    「『せつなカッコいい』&『カッコかわいい』曲です。曲調自体はカッコいいのですが、せつないところもちゃんと表現できていると思います。最初に歌ったときは、ただ強いだけの声だったんですよ。それで、『何が足りないんだろう?』ってスタッフさんと一緒になって考えたときに、『せつなさだよな』ってことになりまして、そこから、せつない声を探す旅に出ました(笑)。その結果としてできあがったのが今回の『Crimson Star』になっていますので、『せつなさ』という点に注目していただければと思います」

    ――かわいい部分はどのあたりですか?

    「PVを観ていただけるとわかるのですが、カッコいい曲調なのに、めちゃめちゃかわいいじゃん、みたいなところがあります(笑)。ちょっとした仕草などにもかわいさが出ていると思いますので、そのあたりも楽しんでいただければうれしいですね」

    ――「Crimson Star」で気に入っているフレーズや歌詞はありますか?

    「一番耳に響くのは、タイトルにもなっている『クリムゾンスター』だと思います。実はこの曲、最初はタイトルどころか、歌詞にも『クリムゾンスター』という言葉は入っていなかったんですよ。それがいきなり歌詞に入ってきて、そのうえタイトルにもなっちゃうくらいですから、それぐらい響きが良くて、耳に残るフレーズなのではないかと思います」

    ――歌詞にも入ってなかったのですか?

    「最初は1番も2番も『クリムゾンハート』だったんですよ。それが後になって、2番の歌詞だけ『クリムゾンスター』に変わりました。2番の歌詞がタイトルになるぐらいなので、かなり印象的な言葉だと思います。ただ個人的には"Dメロ"に注目してもらいたいですね。実は私、Dメロが大好きで、曲を作ってくださる上松(範康)さんにも『Dが歌いたいです、Dが』って、昔からいつも悩ませていました(笑)」

    ――Dメロが大好き?

    「そうなんですよ。『Wing of Destiny』でDメロの快感を覚えて以来、本当に『Dメロ大好き人間』なんです。Dメロが入っていると何か力強い感じがするんですよね。Dメロの場合は、そこまで曲が流れないということもあるので、ぜひCDを買って聴いてくださいね(笑)。あと、3サビのところでちょっとメロディラインが変わっているんですよ。息継ぎするのも大変だなって感じになっているのですが、そこも注目して聴いてほしいですね」

    (次ページではカップリング曲について)


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