その他、多数の機能が備わっている。[Commands]メニューの[search]では、正規表現などを使ったファイル検索(図18)、[Files]メニュー→[Multi Rename Tool]でのカウンターや正規表現を使った一括ファイル名置換(図19)、おなじく[Compare by Contents]でのファイル内容の比較機能(図20)など実に多くのファイル管理機能を搭載している。

図18 [Commands]メニューの[search]の詳細ファイル検索

図19[Multi Rename Tool]ではファイル名の一括置換機能

図20 [Compare by Contents]では、ファイル内容の比較機能

二つのパネルとコマンド入力との操作性における連携などは、実に良くできており、使用していて飽きさせない設計である。この飽きさせない操作感が、次第にユーザーを"ファイル管理の達人"へと上達させることもあるかもしれない。また、本稿では紹介していない機能やこれら機能と様々なアイデアを組み合わせると面白い使い方も出てくるだろう。このソフトのこれからの拡張次第では、さらなるツールに発展していく余地もおおいにある。日本語にはまだ対応していようなので、その辺りは今後に期待したいところだ。