【レビュー】

進化を続ける『drop.io』 - ファイルが軸のコラボレーションプラットフォームに

1 アップロードサービス「drop.io」を使う

    中津川篤司  [2009/04/10]

    drop.io』というサービスをご存じだろうか。簡単に言えばファイルのアップロードサービスだ。ユーザ登録は必要なく、100MBまでのファイルをアップロードすることができる。それだけ聞くと「なんだそんなものか」と思うかもしれない。実際、アップロードサービスの中には1GB以上のファイルアップロードが可能なものも存在する。

    「drop.io」のトップページ。アクセスするとユニークURLが割り当てられるので、ファイルを選択して<Create Drop>ボタンをクリック。これだけでファイルをアップロードすることができる

    だが、drop.ioの魅力は単にファイルサイズに限ったものではない。ファイルを軸としてコラボレーションを可能にするというのがdrop.ioなのだ。さらに最近、話題になりつつあるリアルタイム性を取り込んで、次々と新しい機能がリリースされている。まさに今現在もパワーアップしているサービスなのだ。

    drop.ioの成長の仕方は他のサービスに比べて若干変わっていて興味深い。そこで今回のレビューではこのdrop.ioの使い方や魅力について紹介していきたい。

    基本的な使い方

    drop.ioの基本になる使い方は、サービスがローンチした2007年当時からあまり変わっていない。ユーザ登録は不要で、アクセスしたユーザに対してユニークなURLが割り当てられる。ユーザはそのURLを利用してファイルをアップロードし、さらにそのURLを人に伝えてダウンロードしてもらう。ファイルサイズは1URLにつき100MBまで、ファイル数は上限なくつけることができる。ファイルの種類についても制限はない。Flash製のアップローダを使い、複数ファイルの一括アップロードも可能になっている。

    パスワードを設定して閲覧者を制限することもできる。期限も設定可能

    ファイルアップロード処理中。Flashベースのアップローダーで進行状況も一目で分かる

    アップロード時には閲覧用のパスワードやゲストに与える権限を設定できる。また、最後に閲覧した日時(またはアップロードした日時)から指定した時間が経過すると、URLが無効になるといった設定も可能。アップロード完了時には、管理用パスワードとパスワードの再送信先になるメールアドレスを設定する。これで作業は完了だ。

    ファイルアップロード後の画面。管理パスワードとメールアドレスを設定する

    背景デザインを変更することもできる

    drop.ioが登場した当時、TinyURLなどがTwitterの流行に乗って目立つようになってきており、drop.ioもTinyURLのように短いURLを生成するようになっていた。今でもファイルをアップロードした際には「 http://drop.io/xxxxxxx(文字列) 」のようにごく短いURLが生成される。これにより、「ファイルをアップロード → Twitterなどのマイクロブログサービスで誰かに伝える」といった使い方が容易になっている。このランダムな文字列は自分で好きなものを指定することも可能だ。

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