【レポート】
3月15日にOVA『こどものじかん 2学期』の最終巻となる3科目アフレコが行われ、キャスト陣が顔を揃えた。
『こどものじかん』は、私屋カヲルが『コミックハイ!』にて連載中の同名マンガ。りんたち3人の小学生の学校生活を描き、2007年にはテレビアニメ化された。その第2期となる『こどものじかん 2学期』が全3巻のOVAシリーズとして新たに展開され、現在1科目が発売中。その最終巻となる3科目が7月24日に発売を控えており、この日がOVAシリーズ最後のアフレコとなった。
また、この日のスタジオには、キャスト陣のほかに、キックボクサーでNJKFスーパーウェルター級王者である、長島☆自演乙☆雄一郎選手の姿も。アニメオタクを自称し、選手入場でのコスプレ姿も話題となるなど、人気を博している長島選手。今回はアフレコ見学のためにスタジオを訪れ、メインキャスト陣への花束贈呈役を務めた。
テレビ、OVAとして2年近くにわたって展開され、ファンを集めてのイベントも多数開催されたアニメ『こどものじかん』。続編など新展開については「爆発的にOVAが売れれば」とのことで、まずは『2学期』をじっくりと楽しんでほしい。以下、最終アフレコを終えたキャスト陣の思いと、長島選手よりもらったコメントを紹介する。
■喜多村英梨(九重りん役)
テレビシリーズではりんと青木先生の関係性が深く描かれましたが、『2学期』の展開は本当に子どもの何気ない日常生活という感じでした。そこで、りん以外のキャラクターもスポットを浴びて、りんもたまには休憩するんだよという部分も描かれ、『こどものじかん』ワールドを広く見渡せる機会となりました。アフレコを終えても、これからも続くのかなと思ってしまう雰囲気で、終わってしまうという感じが本当にしないです。それも『こどものじかん』らしいのかなと思いつつ、またアニメで会えるといいなと思っています。
■真堂圭(鏡黒役)
『2学期』ではいっぱい黒と白井先生の関係が見えてきました。そのなかでふたりの間の誤解が解けて、すごく明るい問題解決となり、私的にとても満足できました。これからも黒は、きっと白井先生と仲良くやっていけるんだろうなと思います。また最終巻で一番驚いたのは、初めてりんちゃんのことを「あんた」と呼んだことです(笑)。
■門脇舞以(宇佐美々役)
最終巻には気になっていた部分が全部入っていて「本当に最後のアフレコが終わったんだな」という感じがしました。美々たちはもともと大人びた部分がありましたが、『2学期』で4年生になり、彼女たちが学校のなかで自然に大人になっていく感覚というのをすごく感じました。今日でアフレコが終わるのは寂しいですが、美々ちゃんと一緒に作った思い出をずっと大切にしながら、これからがんばっていきたいです。
■間島淳司(青木大介役)
『2学期』は短いシリーズだったので、どういう形で終わるのかなと思っていました。それが最終巻では全員のキャラに対してちゃんと落としどころがあり「すごくきれいな終わり方だったな」と、演じながら思いました。青木先生はこのシリーズで成長したのか疑問ですが(笑)、それも青木先生らしい気がしたので、僕は好きな終わり方でした。ぜひみなさんも楽しんでください。
■田中涼子(宝院京子役)
とりあえず宝院先生はひとりで居酒屋行っちゃダメ。だから婚期が遅れているんだぞと、アフレコではちょっとツッコみたくなりました(笑)。最終巻は本当に総まとめという感じで、それぞれのキャラクターが心に傷を持ちながらも、そこに少しずつ優しさが増えていき、ほっこり温かくなる終わり方で、私はとても好きです。ぜひ楽しみにしていてください。
■沢海陽子(白井紗江役)
白井先生は、最終回でアニメではずっと明かされてこなかった名前がわかります(笑)。最終回らしく、みなさんのそれぞれにエンディングがあり、盛りだくさんのストーリーになっています。それを楽しみに、みなさんご覧ください。
■石上裕一(小矢島剣太役)
非常に最終巻の収録は面白かったです。またスペシャルな方も出ていらっしゃいますので、楽しみに見てください。
■杉田智和(レイジ役)
『こどものじかん』のアフレコを通して一度心に焼き付いてしまった想いというのは、冷えるどころか、ほかの場所に転移しています。今回も間島さん、石上さんとともに、小学生のガヤに参加しています。よろしくお願いします。
■水原薫(相田いつお役)
テレビシリーズから参加させていただき、相田君はずっと頭のいい子だと思っていました。しかし今日を最後にして、勉強ができない子だったというのがわかり、ちょっとショックでした(笑)。ぜひ『3学期』があることを祈りつつ、私もひとりのファンとして楽しみたいと思っています。
■石川桃子(飯塚慎二役、辺見あづさ役)
飯塚慎二君は、たぶん相田君とは違って、頭のいい子だと思います(笑)。また次回作があれば、その片鱗が見えたらいいなと思っています。ありがとうございました。
■本多陽子(麻生隆太役、少年少女役)
麻生君のほか、シリーズを通して多くの少年少女役をやらせていただきました。『2学期』のアフレコはこれで終わりますが、先が楽しみな希望が見える終わり方になっているので、ぜひとも続きがあればうれしいなと思います。
■私屋カヲル(原作者)
アニメにできる範囲は、すべてアニメにしていただけたと思います。今回のお話だけでも、カップルが3組成立したので、すごく幸せな最後を迎えられたのかなという気がして、とても満足しています。キャストとスタッフに、感謝の気持ちでいっぱいです。
■菅沼栄治(監督)
なにはともあれ『2学期』では、りんたち3人が幸せと思えるところに、落ち着けたのではないかと思います。キャストの皆さんは、限られた本数のなかで、よくキャラクターを演じきってくれたと思います。テレビシリーズが終わったあとでブランクもあり「どうかな?」と思った部分もありましたが、みなさん違和感なく役に戻ってきていただき「さすがプロだな」と、スタジオで思いました。声の収録はこれで区切りとなりますが、現場のほうは絵作りが残っています。キャスト陣のプロ根性を見せられ、僕自身も「こっちも負けられない」という気持ちです。
■長島☆自演乙☆雄一郎選手に一問一答
――今日は希望してアフレコを見にきたと聞きましたが?
長島「そうですね。秋葉原帰りにフラッと立ち寄れば、こんなところに来てしまいました(笑)」
――『こどものじかん』はご覧になっていました?
長島「はい、テレビシリーズはずっと見ていました。これを機に、OVAに手を出そうと思います」
――アフレコを見学してどうでした?
長島「やっぱりプロの演技はすごいなと思いました。自分は声優としては素人なので、ただすごいなと感激しました。人生初のK.O.負けです!」
| (C)私屋カヲル/こじか製作委員会 |
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