バンダイは東京・秋葉原UDX2F AKIBA_SQUAREにおいて25日、同社のコレクターズトイが一堂に会するスペシャルイベント「TAMASHII NATION 2009」のプレオープニングレセプションを開催。会場には代表取締役社長の上野和典氏やゲストとして漫画家の永井豪氏が駆けつけ、カーボン・チタン製の究極の超合金『URBAN MATERIAL CHOGOKIN マジンガーZ』や『超合金魂 GX-45 マジンガーZ』が初お披露目された。

永井氏(左)と上野氏(右)が、『URBAN MATERIAL CHOGOKIN マジンガーZ』(受注生産品・価格200万円)を披露。上野氏は「企画書は見ていましたが、実物を見るのは今回が初めて」と、社長らしからぬ(?)コメント

この後、ステージには4月4日(土)より放送が開始される『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』にあわせて、原作者の永井豪氏、プロデューサーの南善長氏、兜甲児役の赤羽根健治、EDテーマ「Brand new world」を歌う麻生夏子が登場。永井氏は「海外に行くと、どこでも新しいマジンガーはまだなのかと聞かれていた」と言い、新作がスタートすることに非常に喜びを感じていたようだった。

続いて南氏は「第1話がすごいことになっています」と、第1話を見逃さないようにと来場者に念を押していた。また、赤羽根は当時の『マジンガーZ』を見たことがなかったものの「スーパーロボット大戦」シリーズで憧れていましたというエピソードを語りつつ、司会者からセリフをリクエストされ、大迫力の「ロケットパンチ」を放った(!?)。さらに現在18歳の麻生はEDテーマを歌うのに決まった際、『マジンガーZ』のことはさすがに知らなかったようで、「お父さんが喜んでくれました」とジェネレーションギャップを感じさせるコメント。

左から赤羽根健治、永井豪氏、南善長氏、麻生夏子

なお、「TAMASHII NATION 2009」は、同社から発売されているガンプラ、超合金、S.I.C.、聖闘士聖衣大系(セイントクロスシリーズ)などをはじめとする各商品の実物が完成展示されており、順路にしたがって会場内を歩いていくだけで、その商品ラインナップを一通り目にすることができる。また、会場内には新製品のプロトタイプや金型、各著名人からの超合金に寄せたコメントなども公開されており、大人から子どもまで幅広い年齢層が楽しめる工夫が施されていた。

1/35スケールのRX-78-2 ガンダム

やっぱり大きいサイコガンダム

「ROBOT魂」シリーズ

『マクロスF』よりバルキリー各機と、マクロスクォーター

もちろん『URBAN MATERIAL CHOGOKIN マジンガーZ』も展示中

聖闘士聖衣大系(セイントクロスシリーズ)も勢ぞろい

「仮面ライダー」も商品ラインアップが非常に多いことがわかる

このイベントは29日(日)まで行われているので、この週末、秋葉原に立ち寄った際は、秋葉原UDX2F AKIBA_SQUAREに足を運んで見てはいかがだろうか。なお、開場時間は10時から20時まで(最終入場は19時30分)で、当日の入場料は500円となっている。また、会場販売商品など、詳しい情報は「TAMASHII NATION 2009」公式サイトをチェックしてもらいたい。