秋葉原アイテム巡り - 誰と何処で、いかに絆を深めるか……それが一番の問題!?

取材日の26日(木)は多くのサラリーの人たちの給料日直後&学生は春休みに突入ということもあってか、人混みが普段の40%増しだったような感じ(適当ですみません)。ゲームでは『機動戦士ガンダム 戦場の絆ポータブル』『涼宮ハルヒの並列』、DVDでは『交響詩篇エウレカセブン』のBOXなど、話題のタイトルが発売とあって、どのショップも混雑していたようだった。

戦場の絆がプレイステーション・ポータブルにやってきた!

今週、アソビットゲームシティとAKIHABARAゲーマーズ本店 ゲーム館の店頭陳列をゲットしたのは、バンダイナムコゲームスのプレイステーション・ポータブル用ソフト『機動戦士ガンダム 戦場の絆ポータブル』だった。アーケードに設置されたドーム型スクリーン筐体で繰り広げられた戦いが、プレイステーション・ポータブルで再現される。ゲームは1チーム4人でチームを編成し、先に相手チームの戦力を0にしたほう(時間切れの場合は、戦力ゲージの多いほう)が勝ちというシンプルなルールだが、モビルスーツの編成や作戦行動・連携が勝敗を大きく分けるという奥深さで、多くのプレイヤーを魅了しているこの作品。アーケードデビューが遅れて、これまで手を出しづらかった人も仲間と絆を深めるチャンスとなるだろう。メーカー希望小売価格は6,090円。

コナミからは、プレイステーション・ポータブル用ソフト『ハヤテのごとく!! ナイトメアパラダイス』が発売。ジャンルはシネマティックアドベンチャーとなっており、プレイヤーは主人公の「綾崎ハヤテ」となって、深い眠りについてしまったヒロイン6人の夢と現実の世界を冒険し、彼女たちを無事、夢から目覚めさせるのが目的となる。ゲームのオリジナルキャラクターは、原作者である畑健二郎氏の描き下ろしで、キャラクターボイスを『マクロスF』のランカ役でお馴染みの中島愛が担当している点にも注目したい。メーカー希望小売価格は特典UMDが付属する特別版が7,350円、通常版が5,250円。

アルケミストからは、プレイステーション 2用ソフト『トリガーハート エグゼリカ エンハンスド』が発売。これまでアーケード、ドリームキャスト、Xbox 360と移植されてきた縦スクロールシューティングが、『エンハンスド』となってストーリーモードや新規オープニング、新キャラクター(機体)「トリガーハート フェインティア」が追加されている。メーカー希望小売価格は「ねんどろいど エグゼリカ & ユニットセット」が付属する"ねんどろいど スペシャルセット"が13,440円、通常版が8,190円。

セガからはWii用ソフトとして『涼宮ハルヒの並列』が発売された。ジャンルは非日常 並列アドベンチャー。豪華客船という閉ざされた空間で、時間がループするという特殊な状況下も加わり、ストーリーは進行する。エンディングを迎える毎に、時間が巻き戻る「時間ループ」が行われ、プレイヤーは同じ時間軸の中を何度もプレイすることに。そこで微妙な変化を感じ取り、大きな謎の核心へと迫っていくのがこのゲームの醍醐味となる。メーカー希望小売価格はフィギュアが同梱された限定版「超SOS団ヒロインコレクション」が12,075円、通常版が7,140円。

アニサマの興奮と感動が甦るDVD&Blu-rayが発売

DVDは、キングレコードより、2008年夏のアニメロサマーライブの模様を収録した『Animelo Summer Live 2008 -Challenge- 8.30』と『Animelo Summer Live 2008 -Challenge- 8.31』がDVDとBlu-ray Discでそれぞれ発売された。アニソン最大規模の祭典なだけに、8.30は全42曲、8.31は全37曲を収録した超ボリュームの内容で、出演アーティストはもちろん豪華な顔ぶれとなっている。今年のアニサマ2009の前に、もう一度あの感動を味わっておくといいかも!? 価格はBlu-ray Discが2枚組で各9,800円、DVDが3枚組で各8,900円。

バンダイビジュアルより、『交響詩篇エウレカセブン』のDVD-BOXおよびBlu-ray Disc BOX 1が発売された。DVD-BOXは第1話から最終話の第50話までを収録。映像特典DISCには、第51話「ニュー・オーダー」Sony Music Anime Fes.06 TOKYO -2006.05-や、緊急特番 ナビゲーション ray=out、劇場版『交響詩篇ウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』予告編ほかを収録している。Blu-ray Disc BOX 1は第1話から第26話までを収録。DVD、Blu-rayともに初回封入特典として、ブックレット「ray=out special issue」が付属する。どちらも初回限定生産となっており、価格はDVD-BOXが52,500円、Blu-ray Disc BOX 1が36,750円。

メディアファクトリーより、DVD『まりあ†ほりっく』第1巻が発売。第1章「戯れの接吻」と第2章「甘美な疼き」を収録し、初回生産限定分には特典として、原作者の遠藤海成氏描き下ろし3巻収納BOXやEDカードピンナップ(2枚)、特製リーフレット「天の妃通信」などが付属する。価格は5,775円。

ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパンからは、『明日のよいち!』DVD第1巻が発売。初回限定版特典として、みなもと悠描き下ろし全6巻収納BOXや斑鳩四姉妹(佐藤利奈、戸松遥、田村ゆかり、花澤香菜)が歌う『明日のよいち!』webラジオテーマソングを収録したスペシャルCDほかが付属する。本編は第1話と第2話を収録し、価格は初回限定版が6,090円、通常版が5,250円。

角川エンタテインメントからは、DVD『鋼殻のレギオス』第1巻が発売。限定版はDVDシリーズを通して、原作・雨木シュウスケ氏による書き下ろし小説「レター・トゥ・レター」が連載される「月刊ルックン」を同梱。そのほか、「レギオスお楽しみディスク」など特典が満載の内容となっている。価格は限定版が7,770円、通常版が6,090円。

ビクターエンタテインメントからは、『マクロスF』でシェリル・ノームの歌を担当し、一躍有名になったMay'nのライブDVD『May'n☆Act』が発売。2009年1月29日、赤坂BLITZにて行われたライブの模様とスペシャルインタビューを収録。「射手座☆午後九時Don't be late」「ダイアモンド クレバス」「ライオン」などファンにはうれしい曲を歌い上げているほか、福山芳樹とのコラボもあったりと聴き(見)逃がせない内容となっている。価格は3,990円。

CDは、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパンからは、I've Sound 10th Anniversary「Departed to the future」Special CD BOXが発売。その名のとおり、I've結成10周年を記念して企画されたCD+DVDのBOXで、川田まみ、KOTOKO、島みやえい子、MELL、詩月カオリの楽曲を収録。映画『Departed to the future』DVDも封入されている。価格は10,500円。

ブロッコリーからは、『ギャラクシーエンジェル』の歴代のアニメ&ゲーム主題歌を1枚に集めた「ギャラクシーエンジェル ベスト」が発売。飯島真理、佐藤ひろ美、富田麻帆、榊原ゆいの楽曲はもちろん、ムーンエンジェル隊&ルーンエンジェル隊が歌う楽曲も収録。さらにミルフィーユ・桜葉(CV: 新谷良子)とアプリコット・桜葉(CV: 稲村優奈)が歌うデュエット新曲「ナンバーワン!」を含む全12曲を収録し、価格は3,150円。

ビクターエンタテインメントからは、「Re:MIKUS livetune feat. Hatsune Miku」が発売。ryo(supercell)、らっぷびと、RAM RIDER、The Standard Clubなど次世代系アーティストと呼ばれるメンバーが参加し制作されたリミックスCD。全14曲を収録し、価格は1,995円。

MOERレーベルからは、こちらも初音ミクをフィーチャーしたdorikoのアルバム「unformed」が発売。初回盤はグリーンとピンクの2種類のカラーケースが用意され、限定ジャケットデザイン、フルピクチャーレーベル、特別紙ブックレットが付属する。全13曲を収録し、価格は初回盤、通常盤ともに2,300円。

ランティスからは、スペシャルOVA『D.C.if～ダ・カーポ イフ～」の挿入歌で、白河ことり(CV: 堀江由衣)が歌う「愛の空」が発売された。同曲とカップリング曲「奏でるように恋をして」ともに作詞・作曲を手がけているのはCooRieのrinoということで、ファンはぜひ購入して聴いておきたいところ。価格は1,200円。

同社からは、Wii用ソフト『涼宮ハルヒの並列』とニンテンドーDS用ソフト『涼宮ハルヒの直列』のボーカルミニアルバムが発売。これらのゲームのために新しく作られたボーカル曲を4曲(+off vocalを4曲)収録。歌うのはもちろん、涼宮ハルヒ役の平野綾、長門有希役の茅原実里、朝比奈みくる役の後藤邑子の3人。価格は2,000円。

メディアファクトリーからは、TVアニメ『かのこん』とプレイステーション 2用ソフト『かのこんえすいー』のボーカル曲を集めた「かのこんないすばでぃ パーフェクトヴォーカルアルバム」が発売された。アニメやゲームのOP / EDテーマのほか、キャラクターソングもフォローした全18曲を完全収録している。価格は3,360円。

ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパンより、IKUの1stアルバム「ユアウエア」が発売。TVアニメ『とある魔術の禁書目録』のEDテーマ「Rimless～フチナシノセカイ～」や、新EDテーマ「誓い言～スコシだけもう一度～」など全13曲を収録している。また、初回限定盤に同梱されるDVDには、新たに撮り下ろしたPVなどを収録。価格は初回限定盤が3,500円、通常盤が3,000円。

同社からは、ニンテンドーDS用ソフト『ケメコデラックス! DS ～ヨメとメカと男と女～』のOPテーマで、榊原ゆいが歌う「KoIGoRoMo」も発売。ちなみにカップリング曲の「Eternal Snow」は、テレビ東京の『アニソンぷらす』のOPテーマとなっており、両A面となっている。ラブリー、シリアス、両方の彼女が楽しめるということで、お得な1枚といえるだろう。価格は1,260円。

孫権にキョンの妹、そして田中ぷにえ、お見知りおきを!

ムサシヤからは『一騎当千 Great Guardians』に登場する「孫権仲謀」が発売された。アニメ第5話で披露してくれたピンクの水着姿を立体化したもので、その水着はキャストオフにより脱着が可能となっている。1/6スケール(全高約27cm)のコールドキャスト塗装済完成品で、価格は18,690円。

ダイキ工業からは『涼宮ハルヒの憂鬱』に登場する「長門有希」が発売。第11話「射手座の日」で、SOS団宇宙軍を勝利に導いた長門有希の艦長姿を立体化。超ミニの黒いスカートがセクシーだ。1/6スケール(全高約27cm)のPVC塗装済完成品で、価格は8,190円。

ウェーブからは、こちらも『涼宮ハルヒの憂鬱』より「キョンの妹 水着Ver.」が発売。デラックス版とスタンダード版の2種類が用意されており、デラックス版は表情パーツ2種、髪型パーツ3種、腕は左右各2種、水鉄砲、浮き輪(ピンク)、オリジナルベースが付属。なお、スタンダード版は表情・髪型パーツなどが1種類しか同梱されない。1/10スケール(全高約135mm)のPVC(一部ABS)塗装済完成品で、価格はデラックス版が4,200円、スタンダード版が2,940円。

同社からは、OVA『大魔法峠』のヒロイン「田中ぷにえ」が発売された。かわいい顔とは裏腹に、魔法よりサブミッションを躊躇なく相手に決めていく冷酷無比な性格の彼女。フェイスが2種類付属し、好みによって差し替えが可能となっている。1/10スケール(全高約135mm)のPVC(一部ABS)塗装済完成品で、価格は5,985円。

キャラアニから、『とある魔術の禁書目録』より「御坂美琴&ミサカ 2体セット」が発売された。制服姿に片ひざを立てた状態でスカートの中が見えちゃう、ちょっと危ないポーズな2人を立体化。1/8スケール(全高約11cm)のPVC塗装済完成品で、価格は8,980円。

バンダイからは、SDX(スーパーディフォルメフィギュアシリーズ)の「フルアーマーナイトガンダム」が発売。三種の神器を装備した、フルアーマー状態のナイトガンダムで、ノーマルのナイトガンダムに換装ができるほか、ケンタウロスモードへの変形も再現している。おまけパーツとして石版、アッザムスライムが付属する。価格は6,090円。

同社からは、『機動戦士ガンダム00』より「SUPER HCM Pro GN-001 ガンダムエクシア」と「SUPER HCM Pro GN-001 ガンダムエクシア DX」が発売。ついにガンダムエクシアもSUPER HCM Proシリーズのラインナップに加わり、実際のMSの設定にあわせた可動ギミックや塗装、マーキングが再現された。DXは付属パーツにより、ガンダムエクシアリペアも再現可能となっている。1/144スケールの塗装済完成品で、価格はノーマル版が5,040円、DX版が7,560円。

さらに同社からは、『機動戦士ガンダム』より「マルチボックス なんでもハロ」が発売。ハロ本体の内部が空間になっており、ワンプッシュで本体の耳部分が開くギミックを搭載しているほか、本体の上下も分割する。ダストボックスやお菓子入れなど、用途は様々。勝手に転がらないように(?)専用台座も付属する。価格は3,129円。

おまけ&取材を終えて

先週お伝えできなかった、ニンテンドーDSi、プレイステーション・ポータブルそれぞれの新色の販売状況だが、各ショップとも在庫は現在のところ潤沢にあるようで、品切れになっているものはなかった。しかし、これから新入学のお祝い品などで購入され、狙っていたカラーが一時的になくなる……なんてことにもなりかねない。購入を検討している人は販売動向を随時チェックしておこう。

コトブキヤ ラジオ会館店の2Fに大型の展示ロビーが完成した。これまで収まりきらなかったアイテムが箱から出され、広いショーケース内に一堂に展示されており、その様子は圧巻の一言。もちろん、フィギュアなども実際にその目で見ることができるので、購入を迷っているものがあったら、まずここに行って確かめるというのも手ではないだろうか。取材当日は外国人やカップルも多く来店しているのが見られた。今後、秋葉原の新名所になることを期待したい。