マイクロソフトは、数学、科学教育支援ソフトウェア「Microsoft Math 3.0」(以下、Math 3.0と略記)を発表した。Math 3.0は、数学の概念を学習したり、数学や科学の問題を解いたりすることができる。さらに、豊富なグラフ機能を備えており、3次元グラフなどの表示も行うことができる。必要となるシステムは、表1の通りである。

表1 Microsoft Math 3.0に必要なシステム要件

項目 必要システム
OS Microsoft Windows XP SP2以上、Windows Vista
CPU Pentium 600MHz以上(1GHz以上を推奨)
メモリ 256MB以上(512MB以上を推奨)
HDD空き容量 450MB
ディスプレイ VGA対応または解像度640×480以上(解像度1024×768以上を推奨)
その他 Microsoft .NET Framework 2.0以上が必要 (インストールされていない場合は、製品のインストール時に自動的にインストールされる。.NET Framework 2.0のインストールには、300MBのHDDの空き容量が必要)。

なお、製品はダウンロード版のみの提供となり、Microsoft Storeで販売される。(30日間無償試用版の提供はこちら)。販売価格は4,700円(税抜)である。また、教育機関向けにボリュームライセンスもある。

Microsoft Math 3.0のインストール

マイクロソフトのWebページからダウンロードしたMath 3.0をダブルクリックすると、インストールが開始される(図1)。

図1 Microsoft Math 3.0セットアップウィザード

[次へ]をクリックする。.NET Framework 2.0がインストールされていない場合には、先に、.NETのインストールが行われる(図2)。

図2 .NET Framework 2.0のインストール

あとは画面の指示とおりにインストールを行う。特に選択肢もなく、難しくはないであろう。最後にライセンス認証の画面となる(図3)。

図3 Microsoft Math 3.0のライセンス認証