【レポート】

NXPが狙う汎用半導体市場とは - 日本はマイコンや照明用ドライバなどに注力

1 ポートフォリオは1万4,000以上存在

    小林行雄  [2009/03/06]

    全領域をカバーするMMS

    NXP Semiconductorsの日本法人であるNXPセミコンダクターズジャパンは3月5日、2月25日に開催した同社の2009年の事業方針説明に続き、同社のMulti Market Semiconductors(MMS:汎用半導体)ビジネスユニット(BU)の個別事業戦略説明会を開催した。

    同社は、注力アプリケーションを5つに分けており、それぞれ、自動車関連を扱う「BU Automotive」、NFCやIDタグ、セキュリティ関連などを扱う「BU identification」、TVやSTBなどの映像系(Digital Video)を扱う「BU Home」の3つのBUと「Computing&Industrial」「Mobile/Wireless」の部隊に分けている。ただし、Mobile/Wirelessについては、STMicroelectronicsとの合弁会社「ST-NXP Wireless」に事業譲渡しており、現在は自社内に存在しないという。

    NXPが注力するアプリケーション分野(MMSはこのすべての分野の製品を横断的に供給する)

    NXPセミコンダクターズジャパン マルチマーケットセミコンダクターズ 部長の国吉和哉氏

    MMSはディスクリートやパワー半導体などを扱う関係上、そのすべての領域をカバーするBUであり、その製品数は現時点で1万4,000種程度と膨大な数にのぼる。それでも「2006年の独立以降、ポートフォリオの整理を進め、シェアの獲れるものを残してきた。現状は、環境に配慮したエネルギー効率製品を意識し、効率が高く、低消費電力の製品に注力している」(同社 マルチマーケットセミコンダクターズ 部長 国吉和哉氏)とする。例えば、2008年に生産数4億個を突破したという高効率電源ICファミリ「GreenChip」や液晶TVのLEDバックライト用ドライバICなどが該当する。

    製品ポートフォリオの割合の変化(シェアトップクラスの製品を残す方針が採られている)

    低消費電力化や高効率化により環境負荷の低減が可能となる

    関連したタグ

    新着記事

    特設サイトの情報

      求人情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      転職ノウハウ

      あなたの仕事適性診断

      4つの診断で、自分の適性を見つめなおそう!

      Heroes File ~挑戦者たち~

      働くこと・挑戦し続けることへの思いを綴ったインタビュー

      はじめての転職診断

      あなたにピッタリのアドバイスを読むことができます。

      転職Q&A

      転職に必要な情報が収集できます

      スカウト転職する

      企業からアプローチのメッセージが届きます。

      マイナビニュースマガジン