光と影をうまく利用し、まずは色んなものをたくさん撮ってみよう

ケータイカメラの基本的な機能「ピント合わせ(AF)」「撮影モード(通常/マクロ)」「ホワイトバランス」「明るさ」について紹介をしてきた。基本を押さえたうえで上達するために大事になるのが、"たくさん撮影すること"。同じ被写体を同じ設定で撮影しても、撮影条件によって仕上がりは大きく異なってくる。構図を工夫したり、光と影をうまく利用するなど、自分なりにコツを探ってほしい。ここでは、EXILIMケータイ「W63CA」で撮影した写真を紹介しよう。

手前の被写体にフォーカスを当て背景をぼかして撮影

普段の目線とは違う高さで撮影

右の写真は被写体中央に入れた。左の写真は被写体を中央からずらして撮影。印象ががらりと変わる

逆光で撮影するとシルエットのように写る

反対側に回り込み太陽光を背にして撮影すると被写体を明るく撮影できる

人物撮影の場合は、被写体が太陽光に向いていると顔の部分に影が出やすい

逆光もしくは少し日陰の場所で撮影すると顔に影が出難い

下からの撮影(被写体がうつむき状態)の場合は顔が暗くなってしまう。EXILIMケータイ(W63CA)に搭載されている「逆光補正」をONにすると暗い部分を明るく補正してくれる

どうしても顔が暗く写ってしまう場合は上から(被写体が見上げる状態)の撮影をしてみよう

近付いて撮影することで明るく撮影できる

目線を外し、角度を変えるとまた違った雰囲気の画像になる

実は「白飛び」が女の子によろこばれるらしい!?

今回、撮影に協力してくれた岡本けいさんは昨年、そして今年もauガールとして各地で拡販イベントに参加しているモデルさんだ。自身のブログでも自分撮りした写真が公開されているが、撮影する際は明るさのレベルを上げ、あえて白飛びさせているそうだ。いわゆる「プリクラ撮り」である。

実際に自分撮りをしてもらった。既に白く飛んでいるようだが…

更に明るさを上げて肌の色を白く飛ばしている。プリクラもそうだが小さな画像は色合いが暗くなってしまうため、こうした手法も効果的だろう

前述では、白飛びを防ぐために明るさを落としてみよう……という説明をしたが、そこは臨機応変に対応していただきたい。どうやら女性は、撮影される際、少し白飛びした写真が好みのようだ。もし、女性を撮影する機会があれば、明るさを上げて撮影してみるとよろこばれるかもしれない。

モデル:岡本けい / ブログ:岡本けい☆。゜Happy More Happy゜。