【レビュー】

DAW「Music Maker 2」で実際にオリジナル音源を制作、注目の動画編集機能もレビュー

3 Music Maker 2に搭載されている音源・エフェクタ

    澤村徹  [2009/02/25]

    豊富な音源とエフェクタを搭載

    最後に音源(シンセサイザ)とエフェクタに触れておこう。「Music Maker 2」はCPUベースの音源とエフェクタを多数搭載している。ライトユーザーであれば、別途楽器や音響機材をそろえる必要はない。このソフト1本にすべてがそろっている。バージョンアップにともない、ビンテージアナログコンプレッサをモデリングした「am-track SE」を搭載。SE版ながらも音質は製品版と同等で、温かみのあるコンプレッションを楽しめる。ドラムシーケンス音源「Beat Box」は「Beat Box 2 Plus」に進化し、より使いやすく、操作性の幅が広がっている。ほかにもマルチティンバー音源「VITA」や、往年のアナログシンセサイザーをモデリングした「Revolta2」なども搭載している。

    「am-track SE」はビンテージアナログコンプレッサをモデリングしたエフェクトプラグインだ。ギターサウンドにインサートすると、温かみのあるファットなサウンドが楽しめる

    バージョンアップにともない「Beat Box 2 Plus」を搭載。ドラム専用音源で、打ち込みと音質調整が一画面で作業できる。プリセットが豊富なので、初心者でも安心して使えるだろう

    「VITA」はドイツのYELLOW TOOLS社と共同開発したマルチティンバー音源だ。ピアノ、ベース、ギター、ブラス、ストリングス、ドラムなど、オールラウンドなサウンドが揃っている

    「Revolta2」はアナログシンセをモデリングした音源だ。ノイズジェネレーターやモジュレーションマトリクスを搭載した12音ポリフォニック音源で、ステップシーケンサーも搭載

    MIDIの打ち込み方法は、従来からのマウスを用いた描画入力、リアルタイムレコーディングに加え、ステップ入力に対応。音程補正機能「エラスティック・ピッチ」搭載は、この価格帯のDAWソフトとしては注目に値する。また、業界標準のプラグイン「VST/VSTinstruments」、「DirectXエフェクト」、「ReWire」をサポート。好みの音源やエフェクタを追加でき、将来的なステップアップも安心だ。もちろん「VOCALOID2」などと組み合わせ、音楽制作の幅を広げても楽しいだろう。

    MIDIの打ち込み画面が新たにステップレコーディングに対応。マウスやキーボードで音符を入力していくので、楽器が弾けない人でも気負わずにMIDIの打ち込みが行えるはずだ

    「エラスティックピッチ」はボーカルのピッチやフォルマントが調整可能。マウス操作で微妙なピッチ調整が行える。また、モノ音声からハーモニーを自動生成することも可能だ

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