【レビュー】
Music Maker 2はイージーモードにより誰でも簡単に使えることはもちろん特徴のひとつではあるが、だからといってひたすら初心者向けに、機能も簡略化されたDAWではない。たとえばパソコンを楽器に変えてしまうソフトシンセは、さまざまな楽器音をリアルに再現するサンプラータイプの「VITA」を始めとし、新ドラム音源「Beat Box 2 Plus」が追加されるなどなかなか強力だ(図11参照)。
あまりの多機能にそのすべてを紹介することはできないものの、とにかく機能は充実している。一例を挙げるならば本格的なマスタリング機能だ。マスタリングとは曲制作の最終段階といえる工程で、音質を派手に変えるのではなく微調整し、曲全体の完成度を高める作業。一見地味な作業に思えるかもしれないが、プロの制作現場ではそれ専門のエンジニアが居るほど重要なものだ。
Music Maker 2には非常に豊富なエフェクトが用意されているが、さらにマスタリング専用のエフェクトとして「Mastering Suite 2.0」が搭載されている(図12参照)。これは4バンドEQ、ステレオイメージャ、コンプレッサ、リミッタ、そしてスペクトラムアナライザと、マスタリングでよく使われるエフェクトをまとめたものだ。
その機能はまさに本格的で、たとえば搭載されているEQはAV機器でもよく見かけるグラフィックEQではなく、パラメトリックEQ仕様となっている。そもそもEQは低域や高域など各音域をブースト/カットして音質を調整するエフェクトだが、パラメトリックEQはその調整する音域が固定されておらず自由に設定できるもの。AV機器のグラフィックEQは10バンドや20バンドなどバンド数が多く、多機能に見えるが、パラメトリックEQは調整の自由度が高く、実際に制作現場で使用されるのもパラメトリックEQが主流となっている(図13~15参照)。このあたりからも簡単操作だけが売りではない、本格的DAWであることがわかるだろう。
| 図13 |
|
Mastering Suite 2.0に搭載されている4バンドパラメトリックEQ。「EDIT」をクリックするとパネルが開き、詳細設定が可能となる。「Gain dB」を選択すると各スライダーで1~4バンドそれぞれがブースト/カットする量の調整となる |
このように初心者にも使いやすく、また使い手がステップアップしてもそれに応える機能を備えたMusic Maker 2。手ごろな価格設定と合わせ、DAWの購入を考えている人にはやはり気になる製品と言えそうだ。
| 【連載】今さら人に聞けない!! Photoshopのショートカットキー講座 第26回 クイックマスクモード/画像描画モードの切り替え [13:00 5/26] |
| 世界最大のアップライトピアノの音色を再現するソフト音源「THE GIANT」 [12:00 5/26] |
| イーフロンティア、専用マニュアル付属の「LightWave 11」特別パッケージ [18:13 5/25] |
| 【レポート】駆け出しイラストレーターのでこ、最高の名刺を作るの巻 第三回 [17:00 5/25] |
| アドビ、「Intuos 5」などが240名に当たるPhotoshop対象キャンペーンを実施 [16:14 5/25] |
|
【連載】Japanglish、正しく言うならこうでしょう 第57回 gasoline stand(ガソリンスタンド) [07:00 5/27] キャリア |
|
【連載】これだけは要チェック! TOEIC(R)単語帳 第105回 今回のお題は…「regard A as B」 [07:00 5/27] キャリア |
|
【連載】出社前に。日常生活ですぐに使える! 英語クイズ 第224回 「キモ~イ」ってなんて言う? [07:00 5/27] キャリア |
|
ヤナセ、メルセデス・ベンツ販売60周年を記念するCクラスの特別仕様車発売 [07:00 5/27] ライフ |
|
[榮倉奈々]日本映画プロ大賞で主演女優賞 「夢のよう」と歓喜 [06:00 5/27] エンタメ |